もしかして?→ガルグイユ(ドラゴン)
「意を決してこのガルグイユを完成させた甲斐があったようだな。もっともガリクソンで来たかったところだがな」
概要
ベスパが開発した試作型水陸両用モビルスーツ。初登場は16話。
外観や可変機構はアビゴルに似ているが、これは開発期間の短縮を目的として基礎設計およびフレーム機構を流用した為。
機体サイズも、22mもあったアビゴルと比較して14.2mと、この時代のMSとして標準的なサイズに収まっている。
モビルアーマー形態に変形して水中へ潜行し、敵の艦船に接近してこれを急襲する戦法を得意とする。
水中での使用を考慮されたためビームローターやビームシールドは装備されていないが、水圧に耐えられるよう同サイズのMSと比べて装甲が厚い。
しかし、水陸両用MSとしての完成度は低く、特に操縦席に浸水を起こす致命的な欠陥がある。
本編ではリガ・ミリティアと連邦率いるリーンホース隊が港から宇宙に上がろうとするを妨害するためにザンスカールのガッダール隊が使用したが、付け焼き刃程度にしか考えられていなかったのか上述の通り欠陥もあってガンイージと互角に戦うのが精一杯なレベルでわずか数機のみを撃墜するに留まっている。
機体データ
型式番号 ZMT-D15M
所属 ベスパ
生産形態 試作機
全高 14.2m
本体重量 9.8t
全備重量 26.2t
出力 5,420kW
推力 17,720kg×2、12410kg×2
装甲材質 チタン合金ネオセラミック複合材
武装 ビームガン×2
ビームサーベル×2
ビームライフル×1
3連魚雷ポッド×2
大型クロー×1
ミサイル×1