ガルグイユ(ドラゴン)

がるぐいゆ

ここではフランスの伝承に伝わるガルグイユについて解説する。

同名のモビルスーツはガルグイユを参照。

概要

「大酒飲み」の名を冠するフランスのルーアン地方の伝説に伝わるドラゴンの一種。「ガルグユ」とも呼ばれる。

長い白鳥の様な首と甲羅にヒレを持つ巨大な姿をしており、体の中に大量の水をため、これを一気に吐き出して洪水を引き起こす恐るべき能力を持っている。水を吐いたり水害をもたらすのは世界中の龍や蛇神などに見られるが、口から吐く水で洪水を起こすのは珍しい事例である。

そのため、人々から恐れられていたが、十字架に弱く、また水中で暮らしているのにも拘らず、火にも弱いという弱点を持っている。

なお、以降の部分はペルーダ等他のドラゴンと混同されている可能性もあるが、ガルグイユは洪水を引き起こすだけではなく、川に近づいた家畜を引きずり込んで食べる習性があり、そんな状況を見かねたとある聖職者がガルグイユを屠ったという伝承が有るそうで、この伝説からガーゴイルの名前の原点になったとされる。

関連イラスト

関連タグ

ガルグイユ（無印）

ドラゴン　ガーゴイル　水妖

ペルーダ・タラスク：同様に亀の特徴を持つフランスのドラゴン。

ル・カルコル：ご近所さんの一例。

バクガメス：おそらくはガルグイユの影響を受けているキャラクターの例。