概要
フランスの伝承に登場するドラゴンの一種。
カタツムリのような巨大な殻と、毛に覆われた触角に、ヌメヌメした蛇のような体という姿をしているとされており(というよりも巨大なカタツムリのような姿をしているのかもしれない)、フランス南西部のアスタングという町の巨大な地下洞に生息しているとされる。
ル・カルコルが棲む洞窟の周辺はヌメヌメした体液で覆われている為、決して誰も近付こうとはしないのだが、それでも近づこうとする命知らずの無謀な者達はル・カルコルの触角に捕えられて洞窟内へと引きずり込まれてその餌食になってしまうという。
関連項目
ドラゴン
ヌメルゴン…ル・カルコルがモチーフと言われている。