夢現道
むげんどう
オレ様は、人生をやり直そうなんていう…、
甘っちょろい考えを持った人間が…、
…大好物な…、
……大妖怪……ッ!!
「夢現道」さまだぁぁぁぁーーーーーーーーーッッ!!
概要
絶体絶命でんぢゃらすじーさん大長編第3弾「どっちみちおっぱい♡」に登場する妖怪にして「夢の道」と「現実の道」に分かれそのどちらかを行けば人生をやり直すことができるという「時空の分かれ道(タイムフォークロード)」の正体。蛇のような長大な体に巨大な口と一つ目、頭には「夢」「現実」と書かれた立て看板と分かれ道のように分かれた1対の腕を持ち、自ら分かれ道に擬態していた。
曰く、記事冒頭の台詞の様に「人生をやり直そうなんて考えてるあまっちょろい考えを持った人間が大好物な大妖怪」であり、「人生をやり直せる」という噂を流し、訪れた人生に迷った人間を騙して捕食しており、分かれ道(自ら)の元へ行く巨大迷路を必死でクリアしてきた人間を騙すのが最高に気持ちがいいという邪悪な性格をしている(その台詞から今作以前に、何人もの人間が餌食になっていた事が窺える)。
時空の分かれ道(タイムフォークロード)の噂を聞いた世界一の力士になることを夢見ていた老人、夢見関に最初は謎の声として彼に「若返りの魔法」をかける(後に彼を「うまそうなデブ」と言っていたため、若返らせたのも全盛期の彼の方が美味しそうだと思ったからだと思われる)などしてサポートしていたが、自身のもとに着いた途端に本性を現して捕食しようと襲撃するも同行していたゲベによって失敗し、今度は力ずくで捕らえようとするもじーさんに阻止されて正体を現す。
捕らえたゲベを奪還しようと夢見関とじーさんたちは戦うもののその巨体にはびくともせず、ゲベを丸呑みにしてしまう。しかし、ゲベやじーさんの言葉を通じて夢に力を貰った夢見関に圧倒されかかるも、尻尾で撃退し、今度はじーさんに襲い掛かり「夢だの現実だのくだらないコトで悩んでる奴らなんかみんな食い殺しやる」と豪語するが、彼に「夢や現実よりも人生にはもっと大切なモノがある」という言葉に興味をもつが、その返答がまさかの「おっぱい♡」でそれを聞いていた孫共々ドン引きする。 「このタイミングでおっぱい?おかしいだろオイ!」と困惑するが、その隙をつかれて夢見関に張り手で突き飛ばされますます混乱する。そしてじーさんと夢見関の二人から「人生で一番大切な事、それはおっぱい=「胸」+張り手を「張る」→どんな道でも胸を張って歩く事」だと教えられ、「(自らが提示した)夢の道とか、現実の道とか、どっちの道とか、どっち道関係ない」と気づくと同時にゲベを吐き出しながら盛大に吹き飛んでいった。