概要☆
極星とは、『ティンクルセイバー』シリーズに登場する、美咲輝学院の部活動において特筆すべき成績を修めた星徒が、星徒会から贈られる称号。
規約☆
- 各部において極星は各一名とする
- 所持してよい極星の称号は一名につきひとつまでとする
- 極星の称号の変更は、継承者が任意で行える物とする
「部活動において」という条件上、基本的に各部毎ごとに一つのみ与えられるもので、多くの場合は部長が持つがそれ以外の部員が持つことも多い。
大学部はもちろん、中等部でもその存在が知れ渡っているが、あくまで高等部のみの称号のため、中等部への譲渡や大学部への持ち越しはできない(ただし、当時中等部だったある星徒が特例という形で継承したという事例があることから継承自体は可能な模様)。
継承☆
当代保有星徒の意思によって(星徒会の審査はあるが)自由に譲ることが許されるが、後継者不在のまま卒業すると極星は星徒会預かりとなるので、通常はそれまでに後任となる後輩を探すこととなる。
実力さえ備わっていれば1年生でも得ることが可能だが、逆に3年生となると継承に躍起になるため、実はかえって持ち主は少なかったりする。
以下、主な継承条件
- 前任者が実力を認めた者
- 前任者が指定した条件での決闘において、勝利した者
- 星徒会に実績を認められ、新たに与えられた者
封印☆
前述したように、後任がいないのまま卒業する場合は星徒会に預けられるが、後任が見つかったとしても本人の都合などで後継を望まない場合は封印をして一時星徒会預かりにすることが可能。
なお、封印を解除するかは後任の意思に委ねられる。
特典☆
極星となった星徒は、学院から極星章と呼ばれる記章が与えられるほか、各種特権や学費免除などの一種の特待生制度のような特典が付く模様。
極星章☆
極星を獲得した星徒が極星であることを示す証。
形状はペンダント型が一般的だが、「紅刃」の和麻と「朱鋼」の辰は襟章型、「朱砂」の橙也はグローブのワッペン型とバリエーションも存在する(恐らくその色を受け継いだ星徒の趣味によるものだろう)。
極星名☆
極星となった星徒は、極星に名前を付けることができるようになる。
名前は基本的に「色」と「志」を示す漢字2文字で構成されている。
- 色
極星の区別であり、紅、朱、蒼、銀、紫、白、黒、緋、桜、赤、茶、桃、青、翠、藍、黄、藤、金、灰、緑、水、空、碧、菫の全24色(つまり極星は最大で24人。ちなみに各教室のクラスにも極星の「色」が使われている)。
これは代々不変として継がれているようだが、生徒会に認められる人がいれば増える模様。
- 志
当代極星が自由に付けることが出来る部分であり、大体の場合は自分の在り方を示す漢字がつけられるが、さつきや稜などのように先代の称号に思い入れがある場合はそのまま継続することもできる。
- 覇と姫
極星の中でも最高実力者の男女各1名に与えられる三文字目の名前で、男子星徒には「覇」、女子星徒には「姫」が与えられる。
橙也によれば、覇のために姫を狙う極星が多数出てきているとのこと。
種類☆
極星 | 先代 | 2代目 | 3代目 |
---|---|---|---|
朱 | 居場 | 鉤屋辰〈朱鋼〉 | 司木橙也〈朱砂〉 |
紅 | 不和久遠〈紅蓮姫〉 | 武居和麻〈紅刃〉 | 不在 |
蒼 | 水乃緒れい〈蒼雷〉 | 天宮さつき〈蒼雷〉 | 不在 |
銀 | 九行律〈銀麗覇〉 | 鈴鳴はやな〈銀星姫〉 | 不在 |
紫 | 不明 | 八草重遊〈紫閃〉 | 不在 |
白 | 白葉樹紫子〈白爛〉 | 御堂あき〈白煌〉 | 不在 |
黒 | 不明 | 鴇神冴〈黒帝〉 | 不在 |
緋 | 竜胆うるむ〈緋羽〉 | 不在 | 不在 |
桜 | 芳奈ひろり〈桜凛〉 | 天羽翔子〈桜流〉 | 不在 |
赤 | 新道遥々〈赤陽〉 | 九行稜〈赤陽〉 | 不在 |
桃 | 浅凪一二三〈桃幻〉 | 浅凪九郎〈桃幻〉 | 不在 |
青 | 鈴鳴せりほ | 瀧津河辰人〈青波〉 | 不在 |
藍 | 不明 | 美森茜〈藍音〉 | 不在 |
黄 | 不明 | 雪峰裕己〈黄輪〉 | 不在 |
翠 | 鏡水刃〈翠月〉 | 秋篠輝紗〈翠月〉 | 不在 |
極光☆
極星同士が本気でぶつかり合った際に発生する発光現象。、これのおかげで極星同士の真剣勝負が読者から「これ、ホントに部活か?」と言われるぐらいバトル漫画ばりのド派手なものになってしまったとか
発生原理については、美咲輝学院という特異な場所に起因しているとされているようだが……。
関連タグ☆
超人 能力者・・・間違っちゃいないが、当てはまらなくもない……