概要
「宇宙海賊キャプテンハーロック」に登場する知的生命体及び母星の名称。
外見こそ人間にそっくりなヒューマノイドだが、中身は構成元素・代謝・骨格などあらゆる部分が異なり、動物よりも植物に近い。
外見・特徴
人間の女性、それも美女と言えるものが殆ど。地球に住む個体の中にはファッションモデルなどの仕事をして人間社会に溶け込む者もいる。
絶命すると青い炎を上げて燃え上がり死体が消えるが、中には燃えない者もいる。
統治者として女王ラフレシアがいる。
劇中での動向
元々マゾーンは惑星マゾーンを母星としていたが、母星が超新星爆発に巻き込まれて消滅。新しい移住先を求めて「第2の故郷」とされる地球へ侵攻を開始した。地球への大移動中、戦力確保のために途中の惑星を征服したこともあるが、そこに移住することはなく、あくまでも地球を目指す。
親友である大山トチローが愛した地球を守るため、キャプテンハーロックはマゾーンの尖兵と戦うことになる、というのが宇宙海賊キャプテンハーロックのあらすじ。
関連タグ
銀河鉄道物語:「ヒューマノイド型」「植物的な要素が多い」「構成員のほとんどが女性」という極めてよく似た種族で構成されるアルフォート星団帝国が登場。ただしこちらは銀河鉄道の運行する宇宙とは異なる次元の宇宙から侵攻してきた点で異なる。また、侵攻理由も「銀河鉄道の空間軌道がこちらの宇宙に干渉している」という抗議的な要素が強い(とはいえやりすぎ感はあるが)。そして、TVアニメ2期「永遠への分岐点」で銀河鉄道のやらかしが判明した。
ちなみに、マゾーンが人類と極めて近い形態なのに対しアルフォート星団帝国メンバーは「逆立った髪の毛」「瞳孔のない緑色の眼球」「サイボーグ然とした強化スーツ」「自在に腕を枝や根のように変形させることができる」など一目で人類と違うと気付ける外見ではある。しかし、そのメンタリティーには家族愛や国家への忠誠も含まれており、それが事態打開のキーとなった。