概要
正しくは「ばか兄弟」。
ドリフ大爆笑でいかりや長介と仲本工事が演じていたコントである。
いかりや扮する兄が赤いつなぎを着ていて、仲本扮する弟が黄色いつなぎを着ている。
舞台はいつもどこかの工場の物置である。
コントの主な流れとしては以下の通りである。
- 弟がいるアジトを兄が訪ねる
- 本当に兄かどうかを確かめるため、合言葉やクイズを出す。
- 兄がとんちんかんな答えを出すも、弟は正解だと思って入れる。
- 弟が何か勉強をしていて、兄に質問してくる。
- 「2×3」に対して「兄さん元気で姉さん死んだ」といった風に兄がメチャクチャな答えを出す。
- 最後は屋根が落ちてくるか、アジトを出てどこかへ行くかのパターンが多い。
このようにいつもはツッコミ役のいかりやがボケに回るため、ボケにさらなるボケをかますツッコミ不在の展開になりやすい。
ボケだらけながら、時々「頭の悪いやつは学校へ行ってたくさん勉強しなきゃいけないんだ」などの哲学的な鋭いことをいうこともある。
そんなコントにも、あんちゃんのことを尊敬する弟、そんな弟をかわいがる兄という「仲のいい兄弟」というテーマがあった。
雷様と並ぶ人気コントであったが、知的障害者をバカにしているとかバカな子がいる家への配慮がないとかのクレームがついたせいか、ある時期から放映されなくなってしまった。
上記の放映されなくなった理由の真相ついて公式な発表はなかったが、演じていた仲本工事が自分達は続けたかったが、クレームがついた為に放送をやめる事になったと語っている。(ラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」2011年10月2日放送、雑誌『栄養と料理』9月号のインタビューより)
ちなみに「バカ兄弟シリーズ」の第一弾はなんと「ニセ札製造」だったりする。工場のようなアジトと合言葉を言うのはこの回からである。
関連タグ
馬鹿松、いちご松:おそ松さんからつなぎの色繋がり。こちらも馬鹿な兄弟(弟のほうが馬鹿かも?)。