関東連合
かんとうれんごう
概要
市川海老蔵を殴った伊藤リオン、同じくそれに関与したほか六本木で人違い殺人やトーヨーボールなどで傷害致死罪などに問われた元リーダーの1人・石元太一、および同容疑並びに累犯で元リーダーの1人にして半グレとしての支配者・見立真一、現役時代は暴走族限定のマスコミ的な役割を担ったチームのナンバー2にして後のAV監督で音楽プロデューサー・松嶋クロスの名があげられる。また、女優三田佳子の次男高橋裕也も関東連合メンバーのパシリとして同連合に関与しており、前述のトーヨーボール事件では、母親名義の自家用車が犯行車両として使用され、これに関して三田夫妻は次男裕也の関与を真っ向から否定した。
元々は関東地方の暴走族集団の連合体として結成されたものであったが、2003年に同団体は解散した。現在関東連合と称されるものは、この暴走族「関東連合」の一部のOBたちによる横断的な闇社会・地下社会での繋がりを他称するものである(ただし、「所属メンバー」が関東連合を必ずしも自称しないわけではない)。
暴走族「関東連合」及びその構成集団に所属し武勇伝を多く持つ有名人は少なからずいるが、現行の関東連合に属する(とされる)人間は殆どがその後も更生の道に進まず闇社会に籍を置く者たちと推察される。
既存の指定暴力団に所属せず、カタギの仕事を隠れ蓑に裏で不法行為を行うなどしていた。半グレは暴対法の処罰対象にならないのをいいことに名をはせ好き放題やっていたが、上記の事件を機に準暴力団対策法が制定された。
正式に暴力団に加入したとみられるメンバーもおり、松嶋クロスが2018年に逮捕された時には歌舞伎町に拠点を置く住吉会系の堺組のメンバーと報じられていた。
なお、この堺組はオレオレ詐欺やラッパーへの薬物密売事件も起こしておりラッパーのKENNY-G(大麻と覚せい剤使用で逮捕)も後に組員であったことが発覚するなど反グレの取り込みに積極的であり関東連合元メンバーとの関わりも深いとみられている。
危険な半グレには違いないが、インパクトが強いからか創作物でパロディされていることもある。
(喧嘩番長2の東関狂走連合(とうかんきょうそうれんごう)、ポケモン第1世代のカントーポケモンれんごうなど)