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イガラシ(キャプテン・プレイボール)の編集履歴

2022-10-28 00:25:01 バージョン

イガラシ(キャプテン・プレイボール)

いがらし

イガラシは、ちばあきおの野球漫画『キャプテン』『プレイボール』の登場人物である。

概要

丸井の次の代の墨谷二中野球部キャプテン。続編のプレイボールでは墨谷高校に入学した。小柄ながら全ポジションをこなす万能選手で、自らの能力を自覚する天才肌。


登場当初はその抜きん出た実力故にマイペースな皮肉屋で、先輩相手にも不遜な口を利くため度々喧嘩になっていた(イガラシほどの実力者が弱小の墨二に来たのもその辺に原因があったと思われる)。

しかし、野球に対する意識は非常に強く、キャプテンの谷口に対しては、入部初日こそ不甲斐ない態度に苛立っていたが、彼が努力と根性で高い実力とキャプテンシーを見せるにつれて評価を改め、敬意をもって接するようになる。


逆にレギュラー陣を始めとした先輩部員達との関係は入部直後からレギュラー入り直後に至るまで最悪で、当人の生意気さもさる事ながら、当時の墨谷は一年生軽視が非常に強く、地区予選一回戦では小学生時代の同級生・井口の剛腕を忠告するも谷口以外全く聞く耳を持たず、実力を示した後もレギュラー入りを反対する声が多かった。

しかし、二回戦の対戦相手が強豪校・金成中だった事も手伝い、谷口の英断で丸井を押し退ける形でレギュラー入りを果たす。


それ以降からは試合を通して他の部員達とも徐々に認め合うようになり、衝突も減るようになり、やがて谷口の熱血ぶり(投手の経験が全く無い所から猛練習で全国優勝レベルの相手に通用するまでに持っていき、更に試合中のアクシデントで指が折れてもなお投げようとする)に感化され、自らも超が付く熱血漢へと成長した。


谷口・丸井の後を継いで満を持してキャプテンに就任。表面上は冷徹で無表情であるが、その内実は丸井ですら恐れるスパルタキャプテンで、猛練習の行き過ぎで一部のPTAに問題視された上、部員に大怪我をさせてしまい、出場辞退に追い込まれてしまった。しかしその次の大会では練習の成果を十分に発揮。全国大会優勝を成し遂げた(谷口時代に全国優勝をしているが、特例により青葉との決勝戦だけ戦っての結果であり、普通の勝ち上がり方での優勝は作中ではイガラシの代だけである)。


能力的には、ピッチャーとしては速球・変化球を投げ分ける頭脳派ピッチャー。速球のスピードは近藤と変わらないレベルの速球が投げられるが体格の小ささからか球質は軽い。変化球もカーブ・シュートなど多彩な変化球を持っており、これを投げ分けることで的を絞らせず打者を翻弄する。バッターとしてはおおよそ弱点の無い好打者で、かつ体格に似つかわしくないパワーも持ち合わせる。


卒業後は近藤にキャプテンを託し、自らは谷口の後を追って墨谷高校に入学した。


アニメでは投球後、肩を上げる癖がある。

漢字表記は不明だったが、後に弟の慎二と実家が「五十嵐亭」であることが判明。

苗字である事は判明したが下の名前は不明のまま。

『キャプテン』以前に、その数年前が舞台と思われる読み切りの『半ちゃん』にも登場しており、その頃から既に野球は上手かった。

メジャーリーガーの「鈴木一朗」が子供の頃に共感していたキャラである事を明言している。


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キャプテン 谷口タカオ 丸井(キャプテン・プレイボール) 近藤茂一

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