曖昧さ回避
※本項では2.のちばあきおの漫画『プレイボール』について解説。
概要
集英社発行の週刊少年ジャンプにて、昭和48年から昭和53年にかけて連載されたちばあきおの野球漫画。
同時期に月刊少年ジャンプで連載されていた『キャプテン』のスピンオフ作品となっている。
2016年にはちば氏の遺族と当時グランドジャンプの副編集長だった増澤吉和との協議でリバイバル企画が生まれ、同作のファンであるコージィ城倉による『プレイボール2』の連載がグランドジャンプ2017年9号から開始された。
あらすじ
中学時代の試合で人差し指を骨折し、その後遺症から野球ができなくなった谷口タカオ。
墨谷高校入学後も野球への未練から、実際にはプレーできないにもかかわらず毎日野球部を眺めていた。
見かねたサッカー部キャプテンの相木が、野球に代わる新しい道として谷口をサッカー部に勧誘。サッカーは全くの初心者だった谷口だが、かつて培った努力と根性でたちまち上達し、チームメイトからも認められ始める。
こうして一度は野球をあきらめサッカーに専念したものの、少年野球の審判を買って出るなど、谷口の野球への情熱は薄れぬままだった。それを察した相木に勧められ、結局はサッカー部を退部して野球部へと入部し直すことになる。
墨谷高校野球部は毎年一回戦負けの弱小チームだったが、谷口の入部をきっかけに、徐々に変化が起こっていく。
登場キャラクター
※CVに関しては後述するアニメ版のもの
墨谷高校野球部
- 谷口タカオ(CV:前田賢一朗)
- 田所(CV:河野裕)
- 倉橋豊(CV:日野聡)
- 中山(CV:呉圭崇)
- 山本(CV:疋田高志)
- 太田(CV:福井信介)
- 山口(CV:南田親彦)
- 佐々木(CV:竹谷和樹)
- 松本(CV:山田浩一)
- 村松(CV:谷口祐貴)
- 横井(CV:柴崎幸一)
- 半田(CV:田中恭兵)
- 鈴木(CV:杉山大)
- 戸室裕之(CV:窪田亮)
- 島田(CV:安斎龍太)
- 加藤正男(CV:関直人)
- 松川(CV:岩間健児)
- 須藤
- 村瀬
- 丸井(CV:浅野雄)
- イガラシ(CV:佐藤ミチル)
- 井口源次
- 松本
- 久保
- 片瀬
- 部長
城東高校
東都実業高校
夏の大会
秋季大会(新人戦)
川北商高校
言問高校
聖陵高校
専修館高校
谷原高校
その他の人物
アニメ
平成17年7月から全13話、平成18年1月から続編にあたる『プレイボール2nd』が全13話で放送された。
アニメーション制作はマジックバスが行い、それぞれ(とちぎテレビ除く)関東地方の独立局、関西テレビや東海テレビなどのフジテレビ系列局10局、及びTBS系列局・日本テレビ系列局いずれも約1局ずつにて、深夜アニメとして放送された。
深夜帯での放送は「もう少しマシな時間に放送出来なかったのか?」という非難もあり、後のBS日テレでは金曜日の夕方6時〜6時30分に放送している。
主題歌
オープニングテーマ
「君は何かができる〜プレイボール2005〜」
歌:ザ・ルーズドッグス
エンディングテーマ
「レインボウ」
歌:ザ・ルーズドッグス
各話リスト
話数 | サブタイトル |
---|---|
第1話 | 伝説のキャプテン |
第2話 | 明日へのプレイボール |
第3話 | 野球へのカムバック |
第4話 | 意外なピンチヒッター |
第5話 | 執念のバックホーム |
第6話 | 希望のバウンドボール |
第7話 | 友情のマウンド |
第8話 | 孤独なチャレンジ |
第9話 | 悪夢のビハインドゲーム |
第10話 | 気迫のピッチング |
第11話 | 熱闘のグラウンド |
第12話 | 再会のドリームゲーム |
第13話 | 僕達のレインボウ |
余談
- 本来この連載は本来「ラグビーまたはアメフトを題材とした作品」を執筆するためのいわば時間稼ぎであったが、人気を博したため長期連載となった
- 打ち切りに近い終わり方であるが、実際にはドクターストップによるものである