概要
カヨ=スドウ(Ma)の一人娘。
生まれた場所は千年樹の森にある廃屋で少女時代はそこで暮らしていた。
- 少女時代
父親の顔は知らず、母親のMaの方は脚本家という職業柄、家に帰ってくることはあまり無かったが、母の帰りを待ちながら時折貰うお土産や仕事先で体験した話を楽しみにしていた。
なお料理は良い……とは言えず、泣きそうになるのを堪えつつ完食していたらしい。
母親の友人であるニコライ=トールから森での生活の仕方や魔術の勉強も受けていた。
魔術に関してはあまり素養が無かったので氷を操るくらいがせいぜい。
クリスマスにペットとしてプレゼントされたジズ・ティアマ「ジズさん」を飼っており、とても懐かれている。
学校には通っているそうだが退屈さから脱却するために刺激のある場所を求めてエルフェゴートで活動する不良集団「ゼウス」に属し、中々に荒れた生活を送っていた。
しかしフリージス財団の一人であるビンディにライバルが乗った客船を襲撃し金品を奪って欲しいと依頼されたことから彼女の人生が変わる。
「ゼウス」のメンバーが返り討ちに遭い、客船が上陸すれば全員捕まってしまう恐れから自分の中に響く声に従って「ジズさん」に巨大化して客船を襲うよう命令し、客船が完全沈没したのを見届けると用意していた車で逃亡した。
この事件を念入りに調査した者達によって追われる身となるが、千年樹の森の主と呼ばれている者から逃亡の手助けをされ、「リッチという男を警戒するように」と忠告される。
ニコライ=トールこと元暗星庁長官ハンマ=バルドルドの裏切りにより捕まり、「ゼウス」の仲間も捕らえられ、刑務所に連行されるがブルーノ=ゼロの計らいでネメシスは死を偽造され、ゼロとその仲間によって結成された組織「PN」のメンバー「No.8」として、暗殺者として生きることになる。
- 暗殺者「No.8」時代
本来の名を隠し、住処を変えてPNのボスである「マスター」からの命令で「敵認定」された人を暗殺していたが、ある年の春に咲いていた桜の木の下で「ニョゼ=オクト」という男性と会い、彼の気さくな性格から友好関係を持つようになる。しかし、彼がレヴィアンタ軍の少尉で「正義側の人」だったことから真反対の自分とはいずれ相容れないだろうと考えていた。
ある日、初めて会った時の桜の木の下で告白をされたがその頃には長く続いた交流でニョゼへの好意が実っていたためはじめて恋人になった。
付き合うようになってからは花火大会のデートに行くなどで幸せな思いに浸っていたが、ある日のニョゼ宅の訪問で彼が「マスター」────ガレリアン=マーロンの裁判に反感を持つ者達の関係者である証拠を見つけてしまい、そのタイミングでニョゼへの暗殺命令が来てしまった。
命令を遂行しなければならない思いと殺したくない思いがぶつかり合いながらもニョゼと対峙するが全てを受け入れる彼の心を尊重し、今までの暗殺に使用していたリボルバーで射殺した。
彼の後を追うために自害するも幼い頃にした憤怒の悪魔との契約で死ねない身体になっていたためにすぐに生き返ってしまい、憤怒の悪魔であるジズさんことセト=トワイライトに会い、彼からグリムジエンドから作られた黄金の弾を貰う。
その後PNから逃亡中にニョゼの弟ガモン=オクトと遭遇し、彼から顔さえ知らなかった自分の父親が恋人の仇であるガレリアンであることを教えられ、説得もされたことからガレリアンへの復讐を決意する。
関連タグ
Ma(七つの大罪シリーズ) ガレリアン=マーロン ミッシェル=マーロン ニョゼ=オクト