スペック
全高 | 52mm |
---|---|
全幅 | 58m |
全長 | 103m |
重量 | 3800t |
スピード | 600km/h |
出力 | 3500万馬力 |
獣拳開祖ブルーサ・イーの激気魂が宿った犀の石像から誕生しただけあり、劇中に登場した全ゲキビーストとリンビーストを上回るスペックを誇る。
他の追随を許さぬ巨体と重量を持ちながらスピードも600km/hと最速クラスで、同じ速さを持っているのはゲキチーターとゲキガゼル、ゲキウルフ、リンライオンの4体のみ。
概要
修業その34から登場した劇中最後の巨大戦力で、その名の通り巨大な犀の姿をしている。
それもその筈、このサイダインは獣拳の開祖にして激獣ライノセラス拳の使い手だったブルーサ・イーの死後、彼の遺志を継いだ弟子の七拳聖が操獣刀で巨岩から削り出し、ブルーサの激気魂を宿す事で獣拳の神として神格化した石像から誕生した物である。
長い間獣幻郷に安置されていたサイダインだったが、再び激臨の大乱を起こさんとした三拳魔と七拳聖が獣拳郷で激突した際に登場。久津ケンの操獣刀で使役され、戦い方も敵に突進し、剣の様な巨大な角で攻撃すると言う犀らしい物である。
単独で獣拳変形してサイダイオーとなるが、他の拳法巨人が激気で作り出された実体の無いエネルギー体なのに対し、こちらは上記の出自故に最初から実体を持った存在だが、それでいてゲキタイガーやゲキゴリラと互換性を持つ等、これまでに登場したゲキビースト、リンビーストと比べて一線を画している。
更に4年後の『海賊戦隊ゴーカイジャー』では「ゲキレンジャーの大いなる力」により、激気で作られた正真正銘のゲキビーストとしてのサイダインまで登場する点も、他のゲキレンジャーの巨大戦力との特異性に拍車を掛けている。