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プロフィール

名前ガープ・ゴエモン
性別男性
身長高め
一人称拙者
呼び名ガープくん(入間など多数)、ゴエゴエ(クララ)
所属悪魔学校(バビルス)『問題児クラス』1→2年
位階アレフ(1)→ベト(2)→ギメル(3)→ダレス(4)
家族父親
家系魔術風太刀(かまいたち)
CV大河元気

姓の由来はソロモン72柱の悪魔ガープ

概要

悪魔学校(バビルス)在籍の鈴木入間と同じ『問題児クラス』所属のクラスメイト。

頭部が深銀の毛で覆われた藁人形のような容姿の男子生徒。

注意:本誌のネタバレを含んでいる場合があります。単行本派の方はご注意下さい。

人物像

刀を帯刀し、一人称は「拙者」で、語尾に「ござる」を付ける武士のような性格。相手のことは「〇〇殿」と呼んでいる。

実家は道場を運営している。鍛錬好きで、クラス内では戦闘向きの家系能力を持つ数少ない存在。

家族は父親しか登場しておらず、かなりの長身。ガープと似ているが、毛が何本もはねている。アニメでは家庭訪問に来た担任のカルエゴに腕試しを申し込んだ。

なお、ガープ家には、「素顔をさらすべからず」という法度があるのだが……。

実は「『お仲間』を百人作る」と言う野望を持つ世話好きなお人好しな性格。怠惰から一人でいたアガレス・ピケロを放っておけずよくつるんでいる。リードジャズとも仲が良く、一緒にカルエゴにイタズラしようとしたり教室で魔ーメンを作ろうとするなど、ノリがいい(そして、一緒に折檻を受ける)。一方で、女子にもてたいという願望もあり、サバト(合コン)に誘われなかった時は「天誅」と怒っていた。

活躍

『収穫祭』では、アガレスが築いた砦を拠点に活動していたが、元来のお人好しから助けた生徒達を次々と拠点に招いてしまい、アガレスを怒らせた。だが、結果的に一大勢力となり、アガレスとともに大量の収穫ポイントを獲得し、生徒達を助けたことも評価される。

合同昇級試験『心臓破り』では、同じチームとなった1年生達が行動の方針で揉めているのを四苦八苦しながら仲裁しているのを最後にミッション"SOS"が成功した時点で、一切描写がないままいつの間にかリタイアしているというかなり不憫な目にあっている(試験後も泣きながら謝り続けるだけで何があったのか一切話さなかった)。

だが、272話で何が起きたのか明かされる。

試験中盤に、教師のムルムル・ツムルと遭遇する。だが、未だ仲違いしている最中であり、ツムルはより険悪にさせようと風船を一つ割る。そして、1年生達はさらに諍いを激化させるが、その光景に負の感情を爆発させたガープは素顔をさらしてしまい、それを見た1年生達は恐怖の表情を浮かべて気を失ってしまった。直後にツムルに取り押さえられて眠らされる。

実は、ガープ家は悪魔でさえ精神に異常をきたすほど恐ろしい醜悪な素顔を持って生まれた一族で、その素顔で敵を作らず弱肉強食な魔界を生き延びてきたが、それと引き換えに孤独に苛まれることとなる。それを哀れんだ魔神"ハープナス"によって頭部を覆う深銀の毛なみと風を授かり、それ以来ガープ家は素顔を見せないようにしていた。ゆえにハープナスを深く信仰している。

素顔をさらしてしまったことを後悔し、学校を休むほど気に病んでしまった。そこに自分を連れ戻しに来たアガレスが自宅に上がり込み、一緒に1年生達に謝りに行き、また暴走すれば今度はアガレスが止めることを約束され、さらにクラスメイト達が自分を心配していることに気付き立ち直った。

能力

家系能力は「風太刀(かまいたち)」。

風を操り風を収束して刀身にし、風刃を自由自在に操ること出来、ブーメランのように飛ばすことも出来る。

剣術も達者で、「口鬼殺し(いきごろし)」という居合斬りが得意。

二学期からの特別授業指令では、アガレスと共にヴェパルへ弟子入り。家系能力をより向上させるため、ひたすら水の中に閉じ込められるという拷問に近い鍛錬を課せられた。だが、風も水も流れが似ていることに気付いてからは脱出に成功している。

その後の修行により、乱戦の中で敵だけを斬る「口鬼残し(いきのこし)」を編み出している。