NHK高校講座
えぬえいちけいこうこうこうざ
概要
全国の通信制高校生の自宅学習に役立つことを目的に、1953年4月にラジオ、1959年1月にはテレビで「通信高校講座」として放送開始。
1982年度に全日制向け「高等学校の時間」の放送枠が縮小され、「通信高校講座」が「高等学校講座」に改題、同時に昼間の放送を開始。
2003年度から高等学校向け学校放送枠が「NHK高校講座」に統一。
通信制高校生以外の高校生の学習にも役立つよう工夫されており、高等学校学習指導要領(視覚障碍者・聴覚障害者・肢体不自由者・病弱者向けの特別支援学校高等部も含む。)に沿って2~3年ごとに製作されている。またインターネットで視聴可能。
講師は大学と高校の教師が担当している。
今と昔では内容が全然異なり、昔(といっても2010年代)は授業をそのまま放送しているような番組だったが、今は出演者に芸能人を起用したり番組に設定が設けられたりとエンターテインメント性が強められている。
放送番組(テレビ版、2022年現在)
「現代の国語」(MC:向井慧) - 2022年収録。同じ時間にあっちでも向井の声が聞こえるが気のせいだろう。
「公共」(MC:安斉星来) - 2022年収録。安斉は幕間に登場するナビゲーター的立ち位置で、むしろナレーターの桑島法子の方がよっぽど喋っている。
「地理総合」(MC:井桁弘恵・南圭介) - 2022年収録。要するにニチアサOB枠。
「歴史総合」(MC:秋元才加) - 2022年収録。
「日本史」(MC:小日向えり) - 2019年収録。
「世界史」(MC:政井マヤ) - 2020年収録。
「地理」(MC:石原良純) - 2018年収録。
「数学I」(MC:アイクぬあら) - 2021年収録。MCのアイクはミミズクの声のみでの出演。
「英語コミュニケーションI」(MC:鞘師里保) - 2022年収録。
「物理基礎」(MC:斉藤由貴) - 2017年収録。MCの斉藤は途中で蒸発してしまう。理由はお察しください。
「化学基礎」(MC:鈴木福) - 2021年収録。
「生物基礎」 - 2018年収録。MCを配置しない、講師の一人語り形式。
「地学基礎」(MC:佐藤藍子) - 2019年収録。
「科学と人間生活」(MC:木村多江) - 2021年収録。生徒役のポジションにニチアサOBがいる。
「芸術・美術I」(MC:加藤諒) - 2021年収録。
「芸術・書道I」(MC:皆藤愛子) - 2015年収録。
「家庭総合」(MC:りゅうちぇる) - 2020年収録。
「社会と情報」(MC:緑川光) - 2019年収録。生徒役のポジションに松田好花を起用。
「ビジネス基礎」(MC:前野朋哉) - 2019年収録。寸劇形式。
「簿記」(MC:酒井瞳) - 2016年収録。長期休暇期間に集中放送。
「体育実技」 - 2021年収録。ナレーターの能登麻美子が声のみで進行。長期休暇期間に集中放送。
「ベーシック国語」(MC:金田一秀穂) - 2017年収録。生徒役が滝沢カレンという時点でお察しください。
「ベーシック数学」(MC:三浦玄、さくら) - 2020年収録。
「ベーシック英語」(MC:渡辺直美) - 2016年収録。寸劇形式。
「ベーシックサイエンス」(MC:田畑藤本) - 2016年収録。皮肉にも田畑藤本も生徒役のCupitronも既に解散してしまった。
「総合的な探求の時間」 - 2018・2020年収録。ナレーターの島袋美由利が声のみで進行。長期休暇期間に集中放送。
「ロンリのチカラ」(MC:緒川たまき) - 2014・2015年収録。高校講座の枠で放送しているが、中学生も対象としているため厳密には含まれない。寸劇形式で、生徒役に田中美海や水石亜飛夢も名を連ねている。