ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

プリンスオブウェールズステークスの編集履歴

2022-12-13 03:48:41 バージョン

プリンスオブウェールズステークス

ぷりんすおぶうぇーるずすてーくす

イギリスのアスコットで行われる競馬のGⅠレース。ロイヤルアスコット開催で実施される。

データ

コースアスコット・約芝2000m
条件4歳以上
斤量定量

概要

イギリス王室がイギリス・アスコット競馬場の芝9ハロン212ヤード(約2004メートル)で施行する競馬の競走である。格付けは国際GⅠ

ロイヤルアスコット開催のメインレースの1つで中距離最強古馬決定戦にあたる。賞金、繁殖価値がともに高く、ロイヤルアスコット開催の中核的地位にある。


ヨーロッパの競馬の競走体系においては、古馬中長距離路線のシーズン開幕後の最大目標にあたる。そのために、ドバイシーマクラシック、フランスのガネー賞およびイスパーン賞、アイルランドのタタソールズゴールドカップ、イギリスのコロネーションカップを使った競走馬などが集まる。本競走を走った競走馬は、夏シーズンのエクリプスステークスキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークスなどに続戦することで、古馬として3歳馬と対決することになる。


6月のイギリスは晴天が多いため、馬場状態は良馬場での施行が多い。


歴史

元々は1789年から行われていたヒート競走「プリンスオブウェールズプレート」が前身であり、1862年、イギリス王室が主催するロイヤルアスコット開催における3歳馬限定の1マイル5ハロン(約2600メートル)戦として創設された。プリンスオブウェールズ(イギリス皇太子)のアルバート・エドワードにちなみ、「プリンスオブウェールズステークス」という競走名が与えられる。


第二次世界大戦の影響によって1940年から中断され、戦後もプリンスオブウェールズの不在のためにしばらく施行されなかった。1968年、現国王チャールズ3世がプリンスオブウェールズに就任したことを記念して再開、この際に出走条件が古馬に対しても開放され、また競走距離が「1マイル2ハロン」の現行コースに変更された。1971年にはグループ制導入に伴い、GⅡの格付けが与えられた。


2000年にはGⅠに昇格し、同時に出走条件を現行の「4歳以上」に変更。

現在、ロイヤルアスコット開催2日目のメイン競走として施行されており、同開催ではプラチナジュビリーステークスと並んで中核をなし、総賞金100万ポンドを擁する最高賞金競走である。中距離競走として繁殖価値の点からも需要が高い。プラチナジュビリーステークス、伝統の長距離競走英ゴールドカップなどとともに同開催を代表する競走である。

日本調教馬の成績

第122回(2015年) スピルバーグ 6着

第123回(2016年) エイシンヒカリ 6着

第126回(2019年) ディアドラ 6着

第129回(2022年) シャフリヤール 4着

関連記事

ロイヤルアスコット開催 イギリス王室 国際競走 GⅠ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました