概要
9と10番線の間の壁を抜けた先に存在する。
ホームにはホグズミード駅行きの赤色に輝く汽車が停車している。
創設は1850年代。
それまでホグワーツの生徒たちは箒や魔法生物、ポートキー、あるいは姿現しを用いて年数回の大移動を行っていた。
もう一つの世界
「これは現実なのですか?それとも、僕の頭の中で起こっていること?」
「もちろん、君の頭の中で起こっていることじゃ。だからといって、現実ではないとは言えん」
ハリー・ポッターは一度死亡した際、真っ白な9と4分の3番線に来ている。
これはアルバス・ダンブルドアいわく、ハリーだけの晴れ舞台。
原作者J・K・ローリングはこの場所を生と死の狭間、一種のLimbo(辺獄)であるとしている。
ハリーにとって狭間の象徴が9と4分の3番線であったため、彼の辺獄はその姿をとったのだと思われる。また、ハリーはちゃんと現実世界に戻ることもできるという意味でも駅の姿を取ったのだろう。ここから戻る際は、列車に乗れば良いだけだとダンブルドアは語っている。
そのため、別の人間ならその人なりの世界の狭間の姿をとるのだと推測される。
ハリーの中のヴォルデモートの魂のカケラは、永遠にここに閉じ込められることとなった。おそらく、ヴォルデモート自身も……。
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デスノート:デスノートを使った者は……