概要
ジョルノ・ジョバァーナとの交戦中、ゴールド・エクスペリエンスの攻撃を受けたことで体が身軽になったと錯覚したブローノ・ブチャラティだったが、実は体の感覚が鈍くなり相対的に意識だけが俊敏になっていただけだった。
その誤解にようやく気付いた頃には、ゴールド・Eの追撃はすでに意識から距離の離れた本体に向かっておりそのまま防ぐことも出来ないままパンチが直撃。
「い…痛え!鋭い痛みがゆっくりやってくるッ!うおあああああああああ
ジョルノがスローなんじゃなくおれの『意識』だけ(傍点)が鋭く『暴走』しちまってるんだ!」
一時的ながらも、ゴールド・Eのパンチでブチャラティの顔が無表情のまま上記台詞を言いながらスローで変形する光景は実際絵にすると非常にシュールである。
アニメ版でも2話で最新のCG技術を駆使してしっかり再現された。
あの男前なブチャラティの表情が、パンチによる変形で不細工になっていく様は視聴者のシリアスな笑いを誘ったのだった。
『ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトル』ではハートヒートアタック「痛みがゆっくりやってくるッ!」の演出として再現。全キャラ分の顔芸が用意されている。
この際、ジョナサンには目に親指を入れて殴り抜けたり、ポルナレフはホル・ホースにバック取られたことを一行に伝える時の顔芸をしたり、DIOは顔面というよりこめかみの辺りを殴られたりと、妙に芸が細かい。
PS2の「黄金の旋風」でも再現されているが、チートバグ動画である「―パッショーネ24時―」ではマヌケな効果音と共に振り子のように顎をブラブラさせるという酷すぎる改変を起こした。
ちなみに元の黄金の旋風ではなんと処理落ちがこの時発生している。そんなとこまで再現しなくてもいいのに…
ちなみに人が横から殴られたりビンタされたりしている瞬間をよりスロー精度の高いハイスピードカメラで撮影すると、実際にこんな感じで顔全体が歪んでいるように見えるので、それほどオーバーな表現ではなかったりする。
一説だとこの過剰な生命エネルギーによりあの状態になったとも言われている。