オールドメディア

おーるどめでぃあ

直訳すると「古い媒体」の事なのだが・・・

概要

読んで字のごとく古い世代のメディア（媒体）である。

本来の『メディア』の意味に則るのであれば、瓦版や石版、壁画、CDやカセットテープといった、世代が古い情報記録媒体や、古い時代から情報を残し続けている媒体もオールドメディアと呼べる事になる。

ただ、実態としてはインターネット世代の目線から見た新聞・テレビを始めとしたインターネット発達以前のマスメディア（報道媒体）への（上から目線での）侮蔑語・皮肉という限定的な意味で用いられており、要するにマスゴミの言いかえである。

当然、インターネットが将来オールドメディア側になる可能性もある事など全く考えてもいないだろう。

そもそもインターネットの源流は1960年代であり、新聞・ラジオ・テレビと比べれば新興というだけで普通にオールドメディアと呼べる部類である。

なお、この言葉が使われだしたのはSNSが飛躍的に発達してきた2010年代以降であり、どのような経緯で誕生したかは推して知るべしというもの。

古いのはメディアそのものの年代ではなく、自分達から見た思想の事を指している傾向が強いのである。