- フレーバーテキスト
召喚石
雷が天を裂き、刃は大地を砕く。全天に轟くその雷鳴は大いなる災いとして恐れられ、過ぎ去った跡は嵐を思わせた。
プレイアブル
嵐の中にあれど、雷鳴が轟く最中だろうと、空の世界には美しく残酷な共鳴が満ちている。彼の星晶獣は元素の共鳴を聴き、辿り、己の存在を探す。長き時の気まぐれの狭間、人間達との刹那の邂逅は、彼の胸に何を響かせるのか。
Calling!無量の概要に溺れるがいい!
本編とは特に関係ない、特殊なマルチバトルでのみ戦闘可能。一定のランクに達してメドゥーサを撃破すると、メフォラシュで戦闘が可能になる。神撃の方と違ってこちらは男性。
「カエル、ネコ、人間の顔を持った王冠を持つ悪魔」という原典のキャラクター像をうまく表現しており、スタンドのようなネコ、ツノの生えたカエルの顔のような王冠を被ったストイックな男性となっている。ソロモンドライブと呼ばれるシタールのような楽器を手にしており、その旋律で雷撃を引き起こして、観客と言う名の犠牲者たちを文字通りシビれさせる。
ルリアノートのフレーバーテキストでは災害枠。その旋律からなる激しい雷撃は、もはや嵐としか表現できないものだという。
性格
うるさい。攻撃もうるさいしセリフもうるさい。とにかくうるさい。
一発目の攻撃でねっとりとしたボイスで甘く呟いたと思えば、それ以降の攻撃のほとんどでバリバリとはしゃぎ出したりとうるさい。音楽関連のスラングを多用するのも特徴的。こちら側のうるさい男とは仲良くなれそう。
音楽家として独特の価値観を持っており、自分の邪魔をする人間もとい主人公らを「雑音」と一蹴して自らの音楽に沈め殺しにかかる。と思えば、悲鳴を自分の一旋律として取り込んでいたりする。この世界の事を「砕けた世界」と表現したり、奥義による一撃で死に体となるこちら側を「肉の華」と表現するなど、ポエマーな意味深な事を言い出す。音楽に生きているのかと言えばそれまでかもしれないが、撃破時の台詞がどれも意味深であり、オネイロスのように星の民に捨てられたか、サンダルフォンのように自らの生き方を何かに否定された末に形成されたものである可能性も否定できない。
余談だが、戦闘開始時セリフの「Calling!無量の天恵に溺れるがいい!」のボイスは二種類あり、「Calling」の言い方が妙にハイトーンになっているのとそうでないのがある。どっちにしろ他の登場ボイスよりもうるさい。結論はうるさい。
2019年4月30日から5月8日まで開催されたシナリオイベント星の獣のレゾナンスで登場。
敵としての彼と比べるとクールで馴れ合いは嫌いと思われるが、
覇空戦争後、『妹』を探している際に同じく『姉』を探しているメドゥーサと知り合い、ナタクと戦い打ちのめされたが、サテュロスと共に仲良くなり、時折メドゥーサの面倒事に文句を言いつつも付き合う等、仲間思いで面倒見が良いことが判明した。
また、イベントの終盤でなんとイベントバトルで味方側に登場し操作が可能だったことがユーザーを大いに驚かせ、正式にプレイアブルキャラの実装を心待ちにする騎空士が続出した。
肩に乗っている薄紫色の猫の名前は「ハンニバル」とのことだが、ルリアノートによるとバアル自身で同一の存在らしい。ハンニバルの名前の意味も「大いなるバアル神」であり、実質バアルの事をさしている。
後述の関連タグにもあるアオイドスイベではクロイドスとして参加、その後も何度かサポートメンバーをしているらしく、メドゥーサとナタクがとある人物の関係するイベントではライブで不在、お正月イベント2年目でも……。
お前の悲鳴は…我が強さの一小節…
味方として
召喚石のレジェントガチャでのみ登場。土属性SSRであり、見合うだけの威力は有るが、加護効果が「土と光」というバラけたものとなるため、他の特化した召喚石と比べるとメインに置く上での使い勝手は少し悪い。しかし召喚効果は強い。クリア効果を持っているのである。なので、仮に主人公がアビリティ封印をかけられていたとしても、バアルを使えば自分を解放する事も可能である。最終上限を開放すると弱体耐性も上がるため、デバフを雨なだれのようにかけてくるセレスト戦等では使い道がある。
その後の期待通り、イベントから数日を経てプレイアブルキャラとしても実装。レジェンドガチャで『マイムールクローズ』により加入する。肩書きは「レゾナンス・オブ・ザ(バアル)」。
プレイアブル版では敵を弱体化させつつ、自身と味方1名をセッションで強化するというデバッファー+サポート系。2022年8月5日の更新でセッションの効果が永続の上に除去不能となり、サポート面では更なる強化となった。一方で、セッションはバアルと指定した味方1名にしか効果がないため、全体強化が出来るサポーター枠と比べてしまうと、どうしても……という点はあるが。
2023年1月以降にはバランス調整が実施。「調律効果をレベル制に変更」されるとの事。
プロフィール
レアリティ | SSR |
---|---|
属性 | 土 |
タイプ/武器 | バランス / 楽器・斧 |
種族 | 星晶獣 |
年齢 | 不明 |
身長 | 176cm |
趣味 | バンド活動 |
好き | 心地よい共鳴 |
苦手 | 不快な不協和音 |
CV | 小野賢章 |
性能
バージョン | 奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|---|
SSR | ラウダー・レゾナンス | アダドの境界 / セッション / ナッシュビル | ツイン・リード / 共鳴増幅 |
敵として
うるさいがメチャクチャ強い。
その要因が「マイムール」の存在。戦闘時にバアルの周りに某金ぴかの宝物庫の如くニョキっと生えているトゲトゲしたあいつらである。このマイムールは2体登場し、通常攻撃はしないが、CTが溜まると非常に厄介なデバフを持つ奥義を飛ばしてい来る。特有のデバフとして、回復不可能の衰弱効果「ハーフステップダウン」と、攻撃を挙げてくれるが防御が下がり敵対心の上がる「ナッシュビル」というデバフを持つ。それ以外のも呪いだの麻痺だの毒だのといった面倒なデバフが目白押し。しかも、2体のCTが3と2という妙なバラけ方をしているのが非常に厄介であり、このせいでバアルの奥義の前後、もしくは同時に技を放つという非常に厄介な攻撃をする。ダークフェンサーで下手なスロウをかけると1ターン3連続奥義が飛んで来たり、波状攻撃でボロボロにされる。マイムール自体がマグナ並みの体力を持っているのも特徴。勿論それらを束ねるバアルはもっと多い。
マイムールの嫌らしさはそれだけではない。バアルが土なのにたいしてマイムールは光属性。この属性の違いも厄介さを増している。バアルに対策した編成でいくとマイムールを削りにくく、マイムールに対策するための闇編成はバアルにも通用しないわけではないが育てるのが非常に難しい。
当然ながら、バアル本体もシャレにならない。戦闘開始時、必ず絶対に「アダドの境界」という全体攻撃を放つ。これ自体の攻撃力は低いのだが「調律」という十天のニオが付けてくるようなスリップダメージのデバフをかけてくる。この調律がかかってる状態でマイムールの攻撃を受けると、上記した厄介なデバフをモリモリつけられる。「バアルが場を作り」「マイムールが好き放題に荒らす」という構図が完成しているので、これをぶち壊す事が討伐に於いて重要。
注意しなければならないのは特殊行動。50%を切ると3000越えの超火力攻撃を3回打つ「ハッドゥの雷」を落とす。しかもこれ、2体麻痺のため、かけられる相手が相手だと詰む。更に残りHPが10%と以下となると、真の力を開放した上での超多段ヒット技「ソロモンの轟音」でボコボコにされ、阿鼻叫喚のコールで彼を喜ばせる羽目になる。しかもソロモンの轟音は弱体効果を一つ消す為、行動不能系デバフ「麻痺」でもない限りはせっかくかけたアレやコレが回復させられてしまい、マルチバトルの戦況を意図せず荒らす事になる。
本体の攻撃が重いのは勿論、彼らの攻撃のほぼすべてがデバフをかけてくるものな上に、上記したような攻奥義の波状攻撃や一斉攻撃で場を好き放題に荒らすため、やってられないようにも見えるが、これらの技全ては「調律」がかかってるかどうかで大きく変わる。これをマウントでふせいだり、クリアで消したりするとかなり戦況は楽になる。
また、彼を討伐すると極低確率でプライマルシリーズという強力な武器群である2種類の武器をドロップすることがある。一つは「ソロモンドライブ」というどう見ても楽器な斧。これは「攻撃力上昇」と「HPが少ないほど攻撃力が上がる」という背水スキルを持つ。類似のスキル構成武器にティアマトボルト・マグナ(あちらは方陣というマグナ召喚石の加護をうけるスキルであることが相違点)があることからその強力さは説明不要といえよう。もう一つは「マイムールヴィジョン」という銃。こちらは最大HPが10%減るかわりに強力な攻撃力上昇効果を持つ「暴君」と弱点属性クリティカルとダブルアタック確率を同時に上昇させ火力に貢献する「克己」を併せ持つ癖はあるが強力な武器。どちらも現状最強と言われるティターン編成において中核を成す武器で、逞しき筋肉の加護を受ければこれらのスキルを120%上昇させることができる。彼のうるさくて熾烈な攻撃を凌いだ暁には
これらのGIGで無量の天恵に溺れることになろう。
関連タグの彼方へ…わが旋律は消えてゆく…
アイル:中の人と属性が同じ
アオイドス:似たもの同士…? 後にアオイドスの結成したバンド「DOSS」のサポートメンバー「クロイドス」として、イベントシナリオにて共演する。
バアルがDOSSに加入した経緯については、プレイアブルバアルのフェイトエピソードを確認されたし。