歴代モデル
第1世代
2007年9月5日(日本時間9月6日)に発売された。容量のラインナップは8GBと16GB、後に32GBモデルも追加された。カラーはブラックのみ。初期搭載iOSは1.1。iOSは3.1.3までアップデートすることができる。
第2世代
2008年9月9日に発売された。基本的なスペックは初代と変わっていないが、新たに音量調節ボタンやスピーカー、Nike+iPodのワイヤレス機能等が搭載された。容量とカラーは初代と同一だが、大幅な値下げが行われている。初期搭載iOSは2.1。バージョン3.0にアップデートすることによってBluetoothに対応する。iOSは4.2.1までアップデートすることができる。
第3世代
2009年9月9日に発売された。容量は32GBと64GB。8GBモデルは第2世代と同様。カラーはブラックのみ。基本的な性能は第2世代と同一。しかし、内蔵CPUとメモリーが強化されたため、Webページを従来より素早く読み込むことができる。初期搭載iOSは3.1。
第4世代
2010年9月1日に発売された。外観が一新され、高解像度ディスプレイ(Retinaディスプレイ)、Apple A4プロセッサ、3軸ジャイロセンサーなど、iPhone 4に搭載されているハードウェアが多数加えられた(しかし、Retinaディスプレイは視野角がiPhoneより狭い)。また、iPod touch初のカメラが搭載され、写真や動画の撮影を行えるようになった。また、これによりマイクが内蔵されている。容量は8GB、32GB、64GB。カラーはブラックのみ。初期搭載iOSは4.1、2011年10月5日以降に発売されたモデルでは5.0である。
2011年10月5日にアップデートがあり、これもiPod touchシリーズ初のホワイトモデルが追加されたほか、すべてのモデルが値下がりした。
iOSのアップデート履歴(Wikipediaより引用)
バージョン | アップデート内容 |
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1.0系 | - 1.1.1:2バイト文字を使用するWindowsと接続した際のロック問題を修正。
- 1.1.2:iPod touchのカレンダー機能からスケジュール登録が可能となった。TIFFライブラリの脆弱性が修正。また、言語設定が英語の状態で日本語の文字を表示すると、非常に形の崩れたフォントになる問題が修正されている。
- 1.1.3:脆弱性が修正。画面下部のアプリケーションの背景が鏡面からiPhone式に変更された。Safariで画面上部にあったお気に入り追加ボタンが画面下部に加わり、いままでお気に入りボタンがあった場所には検索ボタンが追加された。また、SafariでiPod touchを横向きにしたときに日本語の変換ができるようになった。iPhoneと同様に、メール機能・Googleマップ・株価・メモ・天気等のアメリカ中心のアプリケーションソフトの使用が可能となった。2008年1月15日(日本時間)以前に出荷したものは有償(日本では2,480円)、それ以後の出荷は無償である。また、Safariで見つけたお気に入りのサイトやアプリケーションをWebクリップとしてホーム画面に表示させる機能や、ホーム画面をユーザー専用にカスタマイズする機能が追加されたほか、音楽再生時に歌詞を表示することができるようになった。
- 1.1.4:不具合の修正(1.1.3でSafariを横画面表示にし、文字入力した場合のキー表示ズレ・1.1.3でSafariを縦画面表示にし文字入力の際にバックスペースで修正するとSafariが落ちるなどの修正)
- 1.1.5:不具合の修正(2.0の新機能を含まないもの)
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2.0系 | - 2.0:9.95ドル(日本円では1200円)でアップデートできる(但し、7月11日以降出荷分でもアップデートが必要だった)。App Storeへの対応、関数電卓、Safariやメールからの画像保存、iTunesのアプリケーションのデザイン変更、連絡先の検索機能強化、日本語入力式独自のテンキー採用、MobileMe対応など新機能が豊富に搭載されている。
- 2.0.1:不具合の修正
- 2.0.2:不具合の修正
- 2.1:多数の不具合の修正(関数電卓のπを使った計算のバグが訂正されていたり、日本語入力においてレスポンスが向上、連文節変換ができるようになった。)、セキュリティアップデート、Genius機能の追加。第2世代iPod touchには標準搭載。第1世代のiPod touchからのアップデートは、2.0からは無料、1.1からは1,200円。
- 2.2:12個の不具合の修正。PodcastをiPodからダウンロードできるようになるなど新機能の追加(この中にはストリートビュー、絵文字の対応などiPhoneでのみ利用できるものも含まれる)。Safariの一部UI変更や安定性の向上。セキュリティアップデート。なお価格は2.1の時と同じ。
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3.0系 | - 3.0:9.95ドル(日本では1200円)でアップデートできる。 バージョン3.0にアップデートすることにより、100以上の新機能が追加される。例えば、すべてのアプリ間における文章のコピー&ペースト、メールやメモの横書き、写真・住所録・オーディオファイル・位置情報を送信できるMMS、全アプリケーションを対象とする検索といった機能に対応している。BluetoothではA2DPプロトコルに対応した。
- 3.1:iPhone OS 3.0をインストールしていれば無料。それ以外は600円と有償。
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4.0系 | - 4.0:第2世代、第3世代ともに無料でアップデートができる。100以上の新機能が追加された。しかし、第2世代と第3世代では機能が異なっている。たとえば、ホーム画面の壁紙の変更やマルチタスクの対応は第3世代のiPod touchのみとなっている。
- 4.0.2:不具合の修正。
- 4.1:バージョン4.0と同じく第2世代、第3世代ともに無料でアップデートができる。iPod touch(第4世代)では標準で搭載されている。「Game Center」の追加や、バグ修正、AVRCP対応、「FaceTime」が利用可能となった。ただし、FaceTimeは前面カメラが搭載された、第4世代のみ対応となっている。
- 4.2.1:同じく第2世代、第3世代ともに無料でアップデートができる。AirPrint機能のほか、マルチタスクにも音量調節ができる新機能が追加された(マルチタスクの利用できない第2世代iPod touchはこの機能を利用できない)ボイスメモアプリアイコンの変更などもある。
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5.0系 | - 5.0 : 第3世代以降に対応し、無料でアップデートができる。2011年10月5日以降に出荷された第4世代では標準で搭載されている。
- 5.0.1:不具合の修正、セキュリティアップデート。バッテリー問題(電池の減りが早い)の修正が盛り込まれたが改善されなかった。
- 5.1 : バッテリー問題の修正、フォトストリームからの写真の削除が可能、ロック画面にカメラのショートカットが常時表示。
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関連タグ
Apple iPod iPod shuffle iPod mini iPod nano iPod classic iTunes
外部リンク