監視カメラの一種で、犯罪を防ぐために運用されるビデオカメラ。
概要
店舗、公共施設、交番、金融機関などに設置される。少数ではあるが住宅に設置しているケースもあり、近年だと学校でも設置が多い。
また警備会社と連携しているものもあり、深夜などに防犯カメラに人が写った場合
自動的に警備会社に連絡が入るものもある。
また明らかにカメラ型の機器が設置されていると、気付いた相手に「この建物は監視カメラで警戒されている」という心理効果を与えることができる。そのカメラが故障中だったり、そもそもダミーだったとしても、それによる防犯効果は意外なほど大きい。特にスーパーやコンビニでは「防犯カメラ設置中」などという張り紙がある場合も多い。
ダミーカメラ
「ダミーカメラ」は外見だけが監視カメラそっくりの、言ってしまえばハリボテであるが、その分本物に比べると格段に安価(1万円未満)、かつ設置工事やメンテナンス等も基本的に必要とされない。「多数の本物の監視カメラを設置している中に、一部ダミーカメラを混ぜる(あるいはその逆)」などといった併せ技を用いているケースもある。
ダイソーとかの100円ショップにも販売されているので参考までにどうぞ。
とはいえ、犯罪者にダミーカメラを見抜かれると侵入経路を教えてしまう危険性もある。
擬態形
擬態というより正確には「組み込み型」なのだが、電車のLED蛍光灯の一部に超小型・広視野の防犯カメラが設置され、加えて携帯電話番号を割り振り鉄道会社のサーバーに常時リンクしているというハイテク製品が存在する。電車1両に20箇所以上天井から防犯カメラをぶら下げた状態に等しくなっている。