「ふわああ~ちょうちょだ!…ちょうちょって何だっけ?」
概要
CV:佐藤聡美
リコール・リリーズに所属するニケで、記憶消去実験を繰り返し実施された結果、幼稚退行のような言動が目立つようになった。
シャイで傷つきやすいが、他人への思いやりだけは誰にも負けない。
呼び名はエヌ。
リコール・リリーズは記憶操作技術NIMPH開発のための被験部隊であり、実験の一環として記憶を消去されている。
このためエヌは昨日までの出来事と、今日の予定が書かれた手帳を肌身離さず持ち歩いている。
周囲を飛んでいる青い蝶はルピーがプレゼントしたムネモシュネという名前のドローン。
22年のクリスマスイベントMIRACLE SNOWで語られたところによると、エヌがニケになったのは過剰な記憶力により脳に負担がかかってしまう彼女を延命させるためであり、NIMPHによる記憶消去はエヌの命を救うためのものでもある。
昨日の記憶が無いためか言動の端々に不安を覗かせるものの、そんな境遇にあっても常に他者のことを気にかけている心優しい少女である。
戦闘
ロケットランチャー装備の支援型ニケ。支援型らしくスキルはすべて仲間へのバフである。
火力を順当に強化する効果もありつつ、第一、第二スキルはそれぞれ装弾数、チャージダメージへのバフが含まれており、チャージ型の武器を使うニケにバフを掛けられればより効果は大きくなる。
第一、第二スキルのバフは味方の攻撃力を参照し、最も高火力の味方一体に効果が及ぶ。最大限に能力を活かすのであれば、うまい具合にメンバー間の火力を調整し、チャージ型ニケが火力トップとなるようにすると良い。
ミラクルフェアリー
「奇跡が起きたみたいです」
15年ぶりに2週間限定で行われこととなった人工降雪イベントと時期を同じくして、NIMPHに原因不明のトラブルが発生、記憶消去が行われなくなった。
記憶消去に伴う不安が解消され、普段よりも言動が積極的になっている。
「今年のクリスマスはみんな幸せになってほしい」という願いの元、人助けのために指揮官とに連れられて遊園地を巡る。
その中で彼女自身のための願い事に気づき、指揮官とルピーは彼女の母親を探してアークを奔走することとなった。
そしてついに見つけ出した母親のアンジェリーナだったが、彼女は毎朝エヌに忘れられ、初対面のように振る舞われることに耐えかねて、自らを忙殺することで彼女に会うことを避け続けていた。
戦闘
通常攻撃の仕様は大きく変わらないがスキル構成が一新される。スキル1は味方の支援型を回復し、スキル2は味方の回復量を上昇させつつ敵に回復量ダウンのデバフをかけ、バーストスキルは味方の火力型を回復、蘇生&火力アップという構成。
短期決戦では活躍させやすいが、バーストスキルのクールタイムが60秒と長いためバーストのサイクルを回しづらく、長期戦に弱いのは弱点と言える。
アリーナ(対人戦)では回復タンクによる持久編成が環境を席巻しているため、敵の回復能力を引き下げられるスキル2がメタとして重宝されている。
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MIRACLE SNOWハード制覇後のネタバレ
ルピーの説得に胸を打たれ、勇気を振り絞ってアンジェリーナはエヌと再開し、固く抱き合った。
その直後、奇しくも人工降雪の終了と同時にNIMPHは機能を取り戻し、エヌは再び記憶を失ってしまう。
だがエヌは主人公とルピー、そしてアンジェリーナのことを忘れなかった。
シュエンによればNIMPHと雪が降っていた二週間の記憶が一体化、毎日の記憶消去でも消えない記憶になってしまったとのことである。