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大宮智史の編集履歴

2023-01-26 15:52:23 バージョン

大宮智史

おおみやさとし

大宮智史とは、「頭文字D」の登場人物である。

「男として生まれたからには 勝負しない人生なんて死んでるのと同じなんだ・・」


概要

神奈川県の走り屋『チーム246』(ツーフォーシックス)のリーダー。対プロジェクトDの第一の防衛ラインとして、最初に藤原拓海に立ちはだかった。


レース活動を終えて峠に復帰したとき金がなかったため、軽量・小排気量NAで燃費の良いNB型ロードスターを用いている。しかし嫌々乗っているというわけではなく、シンプルゆえの楽しさや、下りならどんな車とも勝負できることからむしろ気に入っている。


峠→サーキット→峠と長く闘ってきたため経験は豊富で、神奈川県全体で見てもトップクラスのドライバー。その腕前は高橋啓介が「公道ランナーとしてほとんど完成の域に達してる」と評し、普段辛口の『サイドワインダー』参謀・久保英次すらも「一流」と認めるほどである。

それゆえチームからは「クレイジーダウンヒル」と崇拝に近い信頼を受けており、チーム内の投票では全員一致で大宮がダウンヒルの代表に選ばれた。


登場直後はプロジェクトDのことを「インチキ臭い」「群馬の田舎者ども」と見下したり、筋肉質の身体で大きい声を張り上げるなど威勢が良さそうに見えたが、実際には一目拓海たちを見て「気に入った」と考えを改めたり、絶対有利と思える場面でも「クルマは走ってみないと分からない」と浮かれない、熱血さと冷静沈着さを兼ね備えた好漢である。


池田竜次とは面識があり、「熱血アニキ」「ゼロの兄さん」と呼び合う仲である。


序盤から徐々に調子を上げていくスロースターターだが、機が熟して全開に達した時の大宮のテクニックは拓海をも凌駕する。


劇中の活躍

以下ネタバレ注意





ヒルクライム担当の小早川が後追いで敗れたことを知ると、大宮は先行を選択。興奮のあまり、闘争心を抑えられずにミスを犯すことをも怖いと思わない自分が怖い、と言い残してバトルに挑んだ。


序盤はギリギリのところで膠着していたが、集中力がMAXに達した大宮はマシンが青白い炎で包まれたと錯覚するようなレイトブレーキングでその均衡を破る。たった一度だが、ダウンヒラーの生命線とも言えるブレーキングで突き放したことは拓海に精神的な打撃を与えた。


元レーサーでコースを知り尽くした大宮の本気は拓海を徐々に引き離すが、拓海は改良されたハチロクと持ち味である相手の走行ラインのトレースで食らいつく。大宮は拓海の強さを認め、バックミラーを明後日の方向にむけて駆け引き無しで全開で攻め続ける。

拓海はここでブラインドアタックを仕掛けるが、これは奇襲の意図ではなく、空力を少しでもよくするためにリトラクタブルヘッドライトを反射的にたたんだためであった。


ミラーを見ない大宮は拓海の動きには気づかなかったため、本来ならブラインドアタックは空打ちに終わるはずだったが、なまじ気づかなかったばかりに拓海が再びヘッドライトをつける瞬間に遠くのミラーが明るくなったのを、対向車と勘違いして動揺してしまい、反射的にブレーキを踏んで左に寄ってしまったため、すかさず拓海に並ばれる。

攻防の末なんとか先行は守ったものの、この間にリアウィングが標識に激突。折れて宙ぶらりんになったため、左右のバランスが乱れた上トラクション不足に陥った。大宮はハンデをくれてやったと思えばいい、と気を取り直して気合で攻め続けるも、ゴール直前で左リアの荷重が抜けてスピンし敗北した。


実力の差とは言いがたい負け方であったものの、大宮は「勝負は時の運」とさっぱりした気持ちであり、自分のルーツが峠であることを確認した上で、プロジェクトDと熱い本当のバトルができたことに喜びを感じていた。

「本当の勝負ができた事がうれしいんだ 人生の中でもそう何回もあるわけじゃないからな・・」


その後のバトルにもギャラリーとして小早川とともに登場した。


余談

  • メディアによっては「元プロレーサー」という紹介がされるが、原作ではプロ・アマどちらかについては触れられていない。舘智幸やチームカタギリSVの2人のように本職のプロレーサーが相手の場合、プロジェクトDのキャラクターたちはそれを意識した発言をしているため大宮はアマチュア、良くてセミプロ程度の設定という可能性は高いように思われるが、実際のところは不明である。

関連タグ

頭文字D 小早川(頭文字D)

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