ゴルディオンモーター
ごるでぃおんもーたー
概要
number.42.5より初登場するゴルディオンハンマーとは対になる削岩機型エマージェンシーツール。別名『エネルギー・ディシペイティング・ツール』(コミカライズ『覇界王~』20話参照)。Gハンマーから発せられるグラビティショックウェーブが何らかの要因でコントロール不能になった際に使用し、重力衝撃波を中和する制御システム。強力なグラビティバーストを発生させ、Gツールの活断ウェーブのエネルギー消散率を一気に高めることで一瞬にして減衰させるが、サイズがガオガイガーと略同等の全高で、Gハンマーの倍の重量から取り回しが悪い。重力波の関係上、権威である平田昭子女史が管理責任者を勤める。
だが、緊急事態での運用でも暴走を引き起こす事態もなく、制御を統制するマルチロボ・ゴルディーマーグの完成もあり、使われることなく研究素材としてGGGアメリカ宇宙センターに移管されていたが、ザ・パワー奪取に必要と判断したパリアッチョは腕原種に陽動の一環としてGGGをよく知る大河と火麻にゾンダーメタルを植え付け最強の刺客としてぶつけ、試作量産型CR2基と共に取り込まれ、合体ゾンダーロボの母体の一部にされてしまう。
合体ゾンダーロボに取り込まれて使われた際にはキングジェイダーのJクォースすら無効にする。
後に予備機が木星最終決戦にも投入されるも全く使われず、保管先の『ディビジョンⅣ 全域双胴補修艦アマテラス』の左胴部や『グランドプレッシャー』諸共ゾヌーダロボに取り込まれるが、約10年後に『覇界王ジェネシック』が放つゴルディオンネイルによる重力衝撃波を防ぐ為、三重連太陽系から帰還した凱が乗り込むガオファイガーによって3基目が実戦投入される(さすがに出力差で一時的な防御が精一杯だったが)。
また小型化されたものがゴルディオンダブルハンマーに搭載され、戦力の幅を広げることに成功している。
基本データ
全高:41.5m
重量:777t