概要
2022年12月16日公開の映画。
2009年に公開され、今もなお世界累計興収記録1位に君臨する『アバター』の続編。
監督はジェームズ・キャメロンが引き続き担当。
俳優陣や日本語吹替陣も続投している。
副題の「ウェイ・オブ・ウォーター」は、作中に登場するクジラの様な海洋生物「トゥルクン」に関する伝承である「トゥルクン・ウェイ(Tulkun Way)」に掛かっている。
シリーズ4作目の仮題も『The Tulkun Rider』であり、その重要性が窺える。
あらすじ
舞台は、海へ――――
かつて地球からはるか彼方の神秘の星パンドラで、自然との共生を尊ぶ原住民である「ナヴィ」とアンオブタニウム採掘を目論む「RDA(資源開発公社)」との戦いが行われた。
主人公のジェイク・サリーはRDAの強引かつ残虐なやり方に反旗を翻しナヴィに加勢。
伝説の勇者トゥルーク・マクトとして、ナヴィを勝利に導いた。
パンドラの神「エイワ」に祝福され、オマティカヤ族としてナヴィの体へ生まれ変わったジェイクは、ナヴィの女性ネイティリと結ばれた。
長男のネテヤム、次男のロアク、末っ子のタクティレイ “トゥク”ら3人の実子に加え、RDAとの戦いで死亡したグレイス・オーガスティン博士のアバターから生まれたキリ、RDAがパンドラから撤退する際に赤ん坊であったために冷凍睡眠ができず、やむなくパンドラに残された地球人のスパイダーら2人を養子に迎え、平和に暮らしていた。
――――再び人類がパンドラに現れるまでは
地球の荒廃が極限にまで達したことで、RDAはアンオブタニウムによる地球資源の確保ではなく、パンドラへ人類を移民させる方針へ舵を切った。
しかし、敵対的姿勢を崩さないナビィのリーダーであり、元海兵隊として地球側の知識も有するジェイクによって続けられた巧妙な破壊工作によって、RDAは人員、物資ともに深刻な被害を受けていた。
これ以上の被害を食い止めるため、RDAはジェイク抹殺を目標のひとつとしたのである。
そして、その任務に選ばれたのはマイルズ・クオリッチ。
かつての戦いで死んだはずのクオリッチは、決戦前に万が一に備えて記録しておいた脳情報をアバターに移植され、ナヴィの体として蘇ったのだ。
復讐に燃えるクオリッチのターゲットが自身の家族である事を知ったジェイクは、族長の座を捨てて自ら森を去ることでオマティカヤ族を驚異から救った。
そして、未知なる‘海の舞台’の元へ身を寄せる。だが、この美しい海辺の楽園にも侵略の手は迫っていた。
愛する家族の為――――
関連動画
余談
公開された全世界135の国と地域で1位スタートを切ったが、唯一日本のみ3位。
ちなみに1位は『THE FIRST SLAM DUNK』、2位は『すずめの戸締り』で、実写映画または洋画なら本作が1位。
関連タグ
シェイプ・オブ・ウォーター:タイトルが似ている映画。
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー:1か月前に公開された映画。同じく海が舞台になっており、「トゥルクン(タルカン)」と似た語感の海底国家「タロカン(Talokan)」が登場する。