概要
ネットスラングでアカウントを「垢」と略すため、このように呼ばれる。
対義語は「本垢」。
本垢では出来ない投稿をするために作られるもので、総じてネガティブな理由による。
何を発信しても自身には実害が及ばないという意味で、現実での捨て駒と同義と言える。
Twitter等のSNSでは、気に入らない相手に誹謗中傷や晒しを行う目的で作られることが多いため、捨て垢からの発信は鵜呑みにしないのがネットマナーの基本である。
捨て垢かどうかは、アカウントの作成日が近日だったり、フォローとフォロワーが極端に少ないことで判断できる。
注意
捨て垢を利用して芸能人などに誹謗中傷を繰り返すユーザーが一定数おり、ネットニュースに載ったり向こうが法的措置を取るなど都合が悪くなるとユーザーは捨て垢を削除して逃亡を計ろうとする。
しかし、捨て垢を削除しても当然ログは残るため違法性がある投稿により裁判や刑事事件に発展した場合は容易に身元が特定されてしまう。
自分に害がないのはあくまでネットの中だけであり、現実で自業自得のしっぺ返しを受けるリスクは本垢と何ら変わらないのである。
「捨て垢だから何をやってもノーダメージ」という考え方は、根本から間違っているので注意。