概要
ブルーアーカイブに登場する組織。
メンバーはゲヘナ学園の4名の生徒で構成される。
組織紹介および活動内容
ゲヘナ学園内で立ち上げた部活の一つではあるものの、活動がヤバすぎたせいか空崎ヒナが委員長を勤めるゲヘナ学園風紀委員会と対立して学園内で活動できなくなり学園外にオフィスを構えている。
「自由と混沌」を校風に掲げ、ヤバイやつ揃いで悪名高く、いくつも違法サークルがあるゲヘナの中でも特に目をつけられるあたり、なにかとポンコツの面が目立つアルだが、実は相当な危険人物なのかもしれない。
……と、噂では非常に凶悪な集団であるかのように語られるが、風紀委員会にとっては「セコい悪さをする奴ら」程度の認識しか持っていないようなエピソードもあり、またカヨコはそれを承知しているような節もある。
美食研究会や温泉開発部のようにゲヘナ内部のもめごとで済む範囲で騒ぎを起こすのではなく、依頼によっては他の校の自治区で騒ぎを引き起こす可能性が高いため、実態はともかくとして目を付けられてしまったのではとも推測されている。(ネタバレになるので詳細は避けるが、実際にメインストーリーにおいてはアビドスで依頼を受けて活動しており、その際彼女達がうっかり起こしてしまった爆破事件のようなことは自治区同士での抗争になりかねない程の大問題となる事件である。なお例に挙げた二つの部は、後に更に大きい騒ぎを他校の自治区で引き起こしているので、それと比較した結果逆にこっちの方がおとなしく見えてしまっているが)
騒動を起こすパターンとしては、ムツキに焚き付けられたアルが勢いで大口を叩き、それをハルカが実行に移しカヨコが溜息をつく、という流れが多い。
ただその実力は本物で「ヒナがいなければ風紀委員はどうにできる(実際どうにかした)」と語れる実力者たちである。
欠席届の偽造販売を行ったこともあるが、1枚も売れず、不法侵入及び公文書偽造という大層な罪状の割に実入りが全くなかったことも。
組織のモットー
「金を貰えばなんでもする」がモットー。
アルの見栄のおかげでオフィスは立派だが賃貸料が高くただでさえよろしくない経営を圧迫する一因となっている。学園を追い出された当初は公園でテントを張ってそこをオフィスにしていたらしい。
アルの金遣いが荒い(贅沢をしているのではなく後先考えない使い方をする)割には、仕事の報酬を成功報酬でしか受け取らないため仕事に失敗すると途端に経営難に陥る。
メインストーリーにて銀行から融資を受けようとした際に審査をされており、その審査結果によると経営状態は破綻していてペーパーカンパニーを疑われるレベル。
なお本来所持していた個人口座は活動を始めた際に学園より封鎖されている。
しかし、そんな成功報酬しか受け取らないといったアルの根っこにある真面目で善良な部分を他のメンバーは気に入ってるようで、何か言ってもアルならそう言うと思ったという信頼の形で受け入れられている様子。また他人に迷惑をかける生徒には厳しい先生も、彼女らの活動に対しては見守りつつもある程度容認している。
オフィスに飾られている「一日一惡」の額縁は、アルが習字の宿題で書いたもの。本人は大変気に入っている。(詳しくはアルの記事にて)
なお、カフェの家具の中には正月verのアルと共に配置することで実際にその「一日一惡」を習字で書いてる様子を見ることができるものもある。
他の組織との絡み
メインストーリーの影響もあってか学園の違うアビドス高等学校との絡みが多い。特にアルバイトという形で様々な場所で活動している黒見セリカと関わることが多い。
また、前述のようにゲヘナ学園風紀委員会とも対立している……がゲーム内での絡みはまだ少ない。
メインストーリーでは本当にただ戦っただけ程度の絡みであり、扱いも要約すると「アビドスで行動しているというシャーレの先生を捕まえようと思って他校自地区に武力を動員する大義名分に利用した」という天雨アコの独断によるあんまりな理由だったが、便利屋の面々が(風紀委員長のヒナが近づいていることに気づいて早々に)離脱後にやってきたヒナが仲裁したことで対策委員会と風紀委員会の全面戦争も回避することができ、無事ゲヘナ学園最高戦力とも言えるヒナとの戦いから回避できた便利屋の皆はアビドスを後にするのだった。
ちなみにその時のアルの反応によると「風紀委員会との全面戦争」は(アビドスの対策委員会やシャーレの先生との共闘が期待できる状況下ではあったが)「こけにされてたまるものか」と奮闘を決意するものだが、「ヒナが来る」はその可能性を考えただけで逃走を考える程の大事らしい(実際にヒナが到着する前には逃げ出していた)。
ちなみにそのときヒナは対策委員会と風紀委員会の自治区を超えた全面戦争を止めに来たわけでも便利屋の面々を捕まえに来たわけでもなく、あることをシャーレの先生に伝えに来ていたようである(ただし、便利屋の面々と出会っていれば捕まえた可能性は十分ある)。
しかし設定上他の組織と違って所属自治区外でも依頼さえあれば活動する組織なので今後様々な組織と絡む可能性はある(ただし、基本的に彼女らが登場すればギャグ方面にストーリー展開してしまいそうではあるが)。
最近になってメインシナリオにてアリウススクワッドのメンバーとも交流ができた。
サオリもブラックマーケットで依頼を受けており、ハルカの行動を見て流儀を学んでいる。今後のイベントではアリウススクワッドが世間知らず故に振り回されるのではと期待、もしくは心配されている。
最終編でもやはりアビドスと組んで、砂漠地帯に出現した第1サンクトゥムの攻略を担当。もう使われていない鉄道を使っての陽動作戦を担当している。
余談
他の組織と違って委員会や部活ではなく会社の体を取っているので役職もある。
役職はアルが(自称)社長、ムツキが室長、カヨコが課長、ハルカは平社員となっている。また先生は経営顧問という扱い。
社名はアルの姓「陸八魔」からか。
グローバル版ではProblem Solver 68(トラブル解決屋)、同初期設定ではPrivate Eye 68(私立探偵)。
初期設定と実際の設定が若干変わることはよくある話だが、トラブルを解決する初期設定に対し、180度反対のトラブルメーカーになっている設定である現状は割と珍しい。
もっとも、便利屋という性質上頼まれた依頼によってはトラブル解決も行うのだろうが(トラブルを起こさずに解決できるかは別として)。
作中で「便利屋69」という下ネタ系誤字をしたことがある。
しかも事もあろうにそう発言したのはアル社長本人。
たしかにアルの元ネタであろうベリアルを淫らな堕天使と呼ぶ作品は多いがあんまりな誤字である。
公式のテレビCMのアニメにてアル社長が一般者からブルアカについての問い合わせに対応しているのが観られる。
便利屋68のPV
関連タグ
ブルーアーカイブ イタズラ☆ストレート(この便利屋が元凶である)
UnwelcomeSchool(やらかしシーンでおなじみの曲)