CV:飯泉桃音
概要
璃月にいる老婆。
ストーリー進行上必要とされるアイテム「洗塵の鈴」の持ち主。旅人は送仙儀式に使われる「洗塵の鈴」を借りてくるよう鍾離から言付かい、彼女の元を訪れることとなる。
以降、ネタバレ注意:
その正体は仙人であり、仙名は「歌塵浪市真君」。「洗塵の鈴」は、かつての旧友である神・帰終の遺物であり、帰終の死後に岩王帝君が預かっていたのを譲ってもらったものである。
なお、劇中に登場する仙人たちは、留雲借風真君をはじめとして知性を得た鹿や鳥など所謂「仙獣」が多く、彼女のような人間の仙人はむしろ少数だったりする。(ただし、他の仙人も人型を取ろうと思えばできる模様。例えば留雲借風真君はストーリームービー「心にとどまる余音」では人型で登場している。)
留雲借風真君と同じく、帰終の死に深く影響された者の一人であり、帰終の死をきっかけに、仙人もいずれは「塵となって土に帰り、この世に帰る」という思想を持つようになり、他の仙人たちの多くが俗世から離れて暮らしているのに対し、彼女は璃月港で「俗世」の中で暮らすことを選んだ。
結果、仙人の不老を実現する理からも自ら外れ、現在のような老婆になっていった模様。
町で生活し、人々を静かに見守っている彼女は、仙人には珍しく人間に友好的。また煙緋や甘雨など人の世で暮らす半仙たちにも後見人として頼りにされている。
あまり積極的に動くことはないが、数少ない市井の仙人として要所要所で旅人達を助ける。
現在、仙獣と人間のハーフである煙緋と共に生活している。
壺などの中に「洞天」という異空間を作ることに長けており、拠点のない旅人のために塵歌壺を作りプレゼントした。また仙名にも表れている通り音楽に長け、前述の通り帰終の死に影響を受ける前は、琴の名手として帰終と音楽について議論する仲でもあった。
二人とも得物が長柄武器(槍)であり、ピンばあやもとい歌塵浪市真君も公式イラストでは長柄武器使いだった旨が伺える。