『酒と薬に溺れ、自らの快楽の為に罪のない女性の未来を踏み躙る』
「社会に巣食う害虫が。貴様の為に、あの地獄の拷問を解禁してやろう」
『これを受けて正気を保てた者はいない。狂乱の中、死んでいくがいい』
ルーク「醜悪過ぎる。お前こそ壊れるがいい」
「外道の寝顔はどうしてこうも癇に障るのか……」
「テメェに歯なんて上等な物はいらねぇだろ」
「自らの欲望しか考えられん下衆が。利平、流川、やるぞ」
「蟲が血を吸いやすいよう、斬り刻んでおこう」
「ハハハハハハ!w 助けてだってよ、利平!」
「助けてって言う人間が笑えるって、テメェが言ってたんだろうが……」
「笑いながら斬り刻んでやる…… 全ての血を蟲に吸われて、狂いながら死んでいけ」
対象
たまたま見つけた男女を「人の女を奪って殺す」という異状性癖を理由に拉致し惨殺した通り魔「高柳英寿」に執行。
概要
東ヨーロッパやロシア等で雪解けの蚊が大量発生する時期に行われていた拷問。罪人を森の木に縛り付け、全身を蚊やマダニに喰らいつかせて全身を痛痒感で覆いつくすというもの。今回は蟲屋の利平の協力の元、世界最大のムカデ「ペルビアンジャイアントムカデ」に噛みつかせて罪人を叩き起こし、さらに体をアクリルケースで覆いつくして虫が逃げないよう拘束。さらに体に切り傷を入れることで傷口に虫が入る痛みと絶望感に襲われることとなる。
経過
京極組のルーク黒羽根の協力によって罪人を捕縛した伊集院は、拷問部屋に罪人を括り付けた。そして雌のムカデからの熱烈なキッス(という名の噛みつき)で叩き起こされた罪人に、伊集院は例の如く悔恨の念は無いかと問うたが、案の定罪人は「女の助けてくれという叫び声は死ぬほど笑える」という身勝手な戯言を喚き散らす始末。「久々にここまでの外道を見た」と伊集院は罪人の歯をパンチとチョップで全てへし折り拷問を開始(この時柱が消えているが「おい何で柱消えてんだ」などと突っ込んではいけない)。
最終的に発狂レヴェルの痛痒感に耐えきれなくなった罪人は「助けてくれ」と喚くが、自身の言い分を丸ごと叩き返される形で嘲笑われ、そのまま数時間拷問を続けられ発狂死した。
余談
今回の被害者である依頼者の娘の彼氏である圭太氏についての事だが、どういうわけか彼の遺族は誰一人として一コマも登場せず、依頼者からは娘と同じ被害を受けた彼の事については一言も言及されず、挙げ句伊集院からも「罪のない“女性”の未来を踏み躙る」と言うもう一人の被害者である彼の事はどうでもいいような言い方をされ結局悔恨の念を問う場面まで存在自体を忘れられていた。そのため「圭太氏の遺族が出ないのがあまりにも不自然」「圭太氏はどうした？」「圭太氏は結局無駄死にか」「(依頼者からしたら)圭太氏の事はどうでもいいのか?」「被害者差別だ」などと解釈されかねない。
関連タグ
伊集院茂夫による毒蜘蛛で毒殺/伊集院茂夫による百足拷問:同じく利平が立ち会った拷問
蓮見紀次による二重昆虫拷問:今回の拷問の発展版。
