概要
その名の通り「借金」をテーマにした作品であり、ギャンブルや豪遊などで借金を抱えたり、さらに取り返そうとして借金を重ねて破滅に陥る、もしくは住宅ローンや不動産投資に失敗して破滅することが多い「借金自己破滅漫画」。
略称は「シャキスト」で、多くの登場人物が最後に行き着く闇金「シャキスト金融」や、スムーズな自己破産手続に定評がある「シャキスト法律事務所」など、会社名や施設名として何度も登場する。
フィクションではあるが、実話をもとにして構成されている話が多い。一般的な借金のパターンは、上記の「住宅ローン」「不動産投資」「浪費癖」など。社会問題にもなっているパターンは、「ギャンブル依存症」「アルコール依存症」「闇バイト」「薬物中毒」「結婚詐欺」「8050問題」「年金不正受給」など。
基本的に一話完結方式のオムニバスだが、最近ではシリーズものが多くなっている(キョウコを主人公に添えた「ベトナム編」、その続編にサメジマ・クズリ・ユキノを主人公に添えた「闇バイト編」がある)。また、主人公たちの年齢や職業などは、その話ごとに違う。
物語のオチは基本的にビターエンドどころか自業自得・因果応報・悪因悪果満載なワーストエンド(最悪な結末)であり、しかもワーストエンドに至るまでのプロセスがまさに子供達には絶対に見せられないような陰湿なイジメや虐待、グロテスクな拷問や564ばかりのトラウマに罹りそうなホラーじみた内容(下記のサメジマや万場などのアウトローがいつも躊躇なく行う拷問や564のシーンが非常に惨たらしくグロテスクすぎる絵面ので、それらをボカす目的で赤色や紫色・群青色のモザイクがいつも掛けられている)となっている。ただし、ささやかな救いがあるラストも極稀に見られることもある。
同じくYouTubeチャンネルの作品である「メシのタネ」とは正反対のアンティテーゼ的な作品。
後に人気を博し、キャラクターグッズも発売された(キョウコ・マリカ・ユキノ・ギバ・クズリ・サメジマ。マリカとユキノに至っては抱き枕カバーが販売された)。
2024年9月末に姉妹チャンネルのオンナのソノが盗作をした影響で現在は不都合のコメントを削除するといった工作行為が前述の姉妹チャンネル同様に見られる。
登場キャラクター
長編の主要キャラクター
元々短編の主人公から長編のレギュラーに昇格したキャラクターも表記する。
雲野キョウコ
本作の主人公の1人で中心人物。単に「キョウコ」とも。紺色の前髪を分けたおかっぱのショートヘアが特徴。基本的に「金銭感覚が麻痺している」「ズボラでだらしのないギャンブル中毒のダメ人間」「プライドが無駄に高い」といった女子だが、後述するように「そうでもない」意外な一面も見せたり、話によってはまともな人間として描かれることもある。
ベトナム編では借金取りであるギバに付きまとわれるギャンブラーとしてシリーズのレギュラーキャラとなった。
破滅オチは「オンカジに没頭するあまり車に気付かず轢かれる」「肥育場を運営している老人に殺害される」「薬物中毒の果てに両親を殺し隔離病棟に幽閉される」「返済の金確保のために身を粉にして働くが過労で孤独死」などがある。
マリカ
本作の主人公の1人。後述する「闇バイト編」では中心人物の1人としてユキノとニコイチで登場することが多く、シリーズのレギュラーキャラクターとなる。薄い金髪のロングヘアーが特徴の女子。職業はOLやキャバ嬢、フリーター、ニートなど。極まれに主婦の回もある。基本的な立ち位置はキョウコと大差ない。
破滅オチは、「浪費癖が災いして将来的に売春ホームレスとなる」、「親が死んだことを隠して年金を不正受給した末に逮捕」、「相手を騙して借金を背負わせた結果、その相手に殺害される」、「ギャンブル中毒により破滅」、などがある。
マリカ&ユキノの闇バイトシリーズでは借金返済のために働いていた水商売で知り合ったユキノに紹介された闇バイトに従事するという形式で「治験」「特殊清掃」「課金テレフォンチャットのサクラ」等々を違法部分を知らされない状態で経験し、遂に犯罪である「タタキ(強盗)の運転役」まで足を踏み入れ、自分に借金を背負わせて裏切った元カレに復讐を果たした後に本格的にユキノの裏社会仕事のアシスタントとなる。
本作の人気キャラクターの1人でもあり、商品化された際には「抱き枕カバー」にもなっている。
ユキノ
「闇バイト編」での主人公で中心人物の1人。水商売におけるマリカの先輩。赤髪がかった茶髪のロングヘアーが特徴の女子。自らの過去を明かそうとしないミステリアスな女子だが、壮絶な過去を持つ。
裏社会ではそれなりに名の知られた存在で「道具屋(犯罪に使用されるツールを用意する稼業)」をメインに裏仕事に精通している。
後述のミカと小学校での友だち。自分の家庭が崩壊した出来事の発端で、同じくマキの家庭も崩壊しており、違う過程をたどりつつクズリとの関わりによって裏社会でしか生きられなくなってしまっていることを、ミカとは違って表社会で這い上がろうと努力していたため恨んでいる。
本作の人気キャラクターの1人でもあり、商品化の際にはマリカと共に「抱き枕カバー」にもなっている。
ギバ
半グレ集団、通称「サソリ」の幹部の1人。シャキスト金融の回し者で、キョウコの監視役。いわゆる「付け馬(債務者から借金を回収する役割の人)」。短髪とギザ歯が特徴。ベトナム人や借金を抱えた日本人を奴隷にしており、キョウコとの駆け引きが物語の主軸となる。「闇バイト編」にも登場。
視聴者からの人気もそこそこあるようで、グッズ化も果たしている。
サメジマ
「闇バイト編」および「裏社会関連の短編」の主人公兼狂言回し・中心人物の1人。漢字表記は「鮫島」。一人称は「わし」。二人称は「おまえ」メイン、ただし機嫌が悪かったり激昂すると「てめえ」、相手に敬意を払う場合は「アンタ」と使い分けている。
幼い頃、父の追った借金の取り立てから母親と各地を逃げ回っていた過去から、言葉遣いは大阪弁・九州弁・広島弁・土佐弁が混じり合った893言葉を常用し、敬語を全く使わない。実父が死んでからは母と共に祖父の元に身を寄せた。異父弟がひとりいる。
口癖は「ここから先、わしゃあ地獄の鬼よ!」
借金の回収を主なシノギとする「キリトリ屋」にして梶木・間黒を舎弟に持つ半グレ集団、通称「サソリ」の幹部の1人。
元々は半グレグループ「邪悪(シャーク)」の頭で黒川に勧誘されたことと、家族の事情からグループを解散し、キリトリ屋となる。
本作の人気キャラクターの1人でもあり、グッズ化も果たしている。
梶木(かじき)、間黒(まぐろ)
闇バイト編に登場するサメジマの舎弟2人組。長髪を後ろで束ねている方が梶木、坊主頭に白い野球帽を被っている方が間黒。
クズリ
「闇バイト編」における最大の悪役。「サソリ」の実質的なトップ。短髪の白髪に丸いサングラスをかけた色黒の男。
ユキノの宿敵であり、彼女の家庭を崩壊させ、ユキノを闇社会に沈めた張本人。
「クズリ」はあくまで偽名であり、一切本名を名乗らないほど用意周到。
本作の人気キャラクターの1人でもあり、グッズ化も果たしている。
蜂屋ミカ
「闇バイト編」に登場するタタキ(強盗)専門の女子半グレ。前科8犯の危険人物。黒髪を結んだ三白眼が特徴。
刑務所を出所後、マフユ、レオらと共にクズリの巣にタタキを行う。
しかし、その正体は「サソリ」のメンバーで、クズリとの付き合いもマフユ以上に長く、土壇場で裏切る。
ユキノとは小学生時代の同級生で、ユキノが好意でしたことがきっかけで家庭が崩壊したため、彼女に含みがある。
自分の家族が崩壊した元々の原因はクズリで、家族を失ったあとに過酷な境遇から脱する助力をクズリから受けたことはユキノと同じだが、ユキノと違ってクズリと関わったことで裏社会に好んで身を沈めている。
黒川
「闇バイト編」および「裏社会関連の短編」の主人公の1人で中心人物。「サソリ」の幹部の1人で闇金担当。サングラスをかけたスキンヘッドの男。「ニコニコ金融」をメインに闇金業を運営する。
「黒川」は、かつて消費者金融のエリートだった自分をの闇金の世界に勧誘した上司・黒川龍生の意思と共に引き継いだ偽名で、本名は「亀山慶一郎」。以降、「黒川」は「ニコニコ金融」のトップの偽名として引き継がれることとなる。
カタギの弟がおり、この弟が表社会で陥れられた事件の後始末をきっかけにユキノとの関わりを深くする。
マムシ
「闇バイト編」に登場するヤクザで蛇ノ目組の組長。長髪で秀麗な容姿をしていた。
自身が追っていた債務者に同行していたマリカを捕まえて仕事を強要するも、ユキノの策によりベトナムでギバによって地雷原に連れて行かれて地雷を踏み爆死…………したのかと思われたが左足と顔の左半分を失う重傷を負うも生きていた。
本名は「外山侠(キョウ)」で子供の頃に先代の蛇ノ目組組長タイチに毒親から救い出され、組長の娘の珊瑚と共に実の親子のように育てられ組員からも暖かく受け入れられていた。タイチはキョウをカタギにするつもりであったが、対抗組織の襲撃で殺されたタイチの跡目を強引に継ぎ、蛇ノ目先祖の伝説の人斬りである「マムシ」を名乗り、自身を盲愛する珊瑚と結ばれ、先代以上に残忍狡猾なヤクザとして裏社会で恐れられ、親組織である「大蛇組」をもしのぐ勢力となった。
残忍さは敵対勢力だけでなく身内からも「サイコ野郎」「サイコヤクザ」と呼ばれるほど常軌を逸している。
「サメジマ・蛇ノ目組抗争編」でも主要人物として登場している。
天笠黄雅
主に「キリトリ屋サメジマ・蛇ノ目組抗争編」に登場するヤクザ。蛇ノ目組の下部組織である蛇道会の組長で、蛇ノ目組の若頭。経済ヤクザを自称しており、不動産詐欺やマネーロンダリングを担当する他、闇金「レインファイナンス」を直に経営している。
セミロングでオールバックの髪型、グリーン系のストライプスーツと黒のタートルシャツに金のチェーンネックレスをしており、雰囲気は胡散臭いが比較的端正な顔立ちで強面ではない。
普段は上司は勿論、部下やカタギ相手にも敬語で接して紳士的に振る舞うなどやや慇懃無礼な処もあるが、一度キレると893らしく893言葉で捲し立てるなど本性を露にする。
表面的には忠実に従いながらも、実のところは残忍無比で上納金要求の激しいマムシを毛嫌いしており、いつか足を掬うことを目論でいる。
万場黒介(まんば くろすけ)
蛇ノ目組一の武闘派であり、上記のマムシや天笠などの大幹部や部下から一目も二目も置かれている蛇ノ目組幹部クラスのひとり。蛇ノ目組の親組織「大蛇組」組長が愛人に産ませた息子である。マムシとは兄弟の杯を交わしている、いわゆる「オジキ」の立場にいる。蛇道会の相談役でもあり、天笠と行動を共にすることも多い。
カタギであっても敵や外道と認識すると、その相手を拷問にかけて徹底的に嬲り殺す超がつくドS893。しかし、スジと義理を意外としっかりと通す漢でもあり、常識ある部下や仲間からは非常に慕われている。口癖は「オレに咬まれたら、生きちゃあいられねぇんだよ!」
短編の主要キャラクター
トモヤ
本作の主人公の1人。黒髪の真ん中分けが特徴の男性。
職業は話によって会社員、フリーター、ニート、不動産屋など。
第2話『住宅ローンで破綻した男の末路。借金2500万円で支払えなくなった結果…』で初登場。
その話の氏名は大畑智也(おおはた ともや)であるが、話によっては「金原」など名字が違い、単に「トモヤ」としか表記されない話もある。
上記のキョウコに負けず劣らずのグータラぶりで、金銭感覚がマヒしており危機管理も杜撰。回によってはキョウコ並のギャンブル中毒になったりピンサロに入り浸ったり、何十年も何万もする無謀な住宅ローンを組んで借金を重ねることがある。
破滅オチは「不良品を押し売りした結果倒産した会社の従業員に復讐される」「借金を踏み倒し続けた末に猛毒のフグを食べて中毒死」「無茶な住宅ローンが祟って事故物件化してもそこに住み続けざるを得なくなる」等。
キリトリ屋に捕まって背中にサソリのタトゥーを入れられたエピソードもある。
アカリ
本作の主人公の1人だが、滅多に登場しない。眼鏡を掛けた黒髪ポニーテールの女性。
『パチンコがやめられないアルコール依存症女の末路。泥酔してパチンコを打つアル中…』で登場。その話では24歳のフリーターで、アル中のパチスロ中毒。酒を飲む&パチスロを打つために親の財布から万札をくすねるなど親不孝者であり、最終的に依存症を克服するために入所施設で更生を果たす。しかし、奈良漬けを食べたことによりそのアルコール成分によって再度飲酒してしまい、自動販売機(当たり付き)をパチスロの台と錯覚してコインを連投して「7777」を連続であたりを出して自販機の取り出し口が詰まってパニックになるところで物語は終わる。
更生を果たしたところまでは良かったが、結局元の木阿弥になってしまった。
裕太
トモヤの親友(悪友)。トモヤが主人公の場合によく登場する。
ベトナム編の登場キャラクター
少年と男
強盗二人組のベトナム人(親子であるかは不明)。
少年がキョウコの写真を「お姉さん綺麗、撮りたい、安くする」と騙し、男がキョウコの隙を付いて金の入ったバッグを盗み一目散に逃げて行った。その後、ギバに捕まり、彼から非人道的な拷問を受ける。キョウコが再会した時には虫の息で、文字通り「目も当てられない」ほどにまで追い込まれ、ギバに強要されたキョウコに歯を抜かれてしまう。
その際、少年の「オネエサン、タスケテ…」の台詞から、「実はギバの奴隷で、嫌々言いながらも彼から強盗を指示されたのではないか?」とも考察できる(盗んだ金はギバに回収された可能性が高い)が、本当にギバが絡んでいた事実が判明する。
少年に関しては、後にギバから解放されたキョウコが通い詰めていたカジノのサービスレディの子供であることが判明し、キョウコに保護されている(抜歯に関しては、キョウコの脚色によってギバがやったことにされた)。
サオリ
ベトナムのキャバ嬢をしている日本人女性。年齢は40代。右も左も分からないキョウコにキャバ嬢の仕事やギバが関わる仕事について教えた。
実はギバの奴隷で、自身もギャンブルによる借金が原因でベトナムに流れ着いたという。
カモにした客の何パーセントかは借金に割り当てられており、「もうすぐ借金を完済して帰国できる」と夢見てキョウコに祝杯を挙げられるが、実はギバの嘘で「利用価値があるから」と死ぬまで閉じ込めさせられることを知り絶望する。その後、顔も変り果ててキョウコに泣きつき、ギバの嘘を教えた。その後の去就は不明。
アン
ギバの息がかかった闇カジノとは別のカジノでディーラーを務めるベトナム人の女性。キョウコとは顔なじみで仲がいい。その正体はギバに仕込まれたイカサマ師で、カードテクニックはかなりの腕前。
サービスレディ
アン同様、カジノで働くベトナム人女性。実はギバの奴隷で、彼に子供を人質にされている。その子供が件の強盗の片割れであることが判明し、事情を知ったキョウコに保護されて事なきを得る。その後、キョウコと共に打倒ギバを画策し、サマ封じによってキョウコを勝利に導く。
チャイ
ベトナム人のギャンブラー。賞金首となったキョウコに「ギバを出し抜いた」という理由でサイコロの目の大小で勝負をつける。「運も実力のうち」というなど、賭博歴は長いことがわかる。「サイコロを振るか、ここで死ぬか」と強要し、結果はチャイが勝つが、イカサマを見抜かれたことで負けを認め(チャイのサイコロはグラ賽だった)、自分たちは「ギバに家族を殺されて奴隷にされている」という事実を話す(そのグラ賽は、キョウコによって使われ逆転勝利を収めるきっかけにもなった)。
その後、キョウコを日本に帰国できる空港までの足を提供し、キョウコから謝礼として金を渡されそうになったときには「ギバに一泡吹かせられただけでスカッとしたからいらない」と断る。だがこれはブラフであり、サイコロ勝負をしている隙にバッグをすり替えており、掌を返してをギバの幹部的な得意顔をして、ギバと共にキョウコを連れ戻す。
しかし、「ギバに家族を殺されて奴隷にされている」、「キョウコがギバに一杯食わせてスカッとしている」という台詞は正真正銘の本心であり、ベトナム編終盤で(回想の形ではあるが)キョウコに発破をかけられ一斉蜂起し、土壇場で仲間たちと共に積年の恨みを込めてギバを袋叩きにして殺害する。
闇バイト編(ベトナム編の後日談)の登場キャラクター
以下の4名は、『恐怖の人さらい…知られざる闇サイトの実態。女1人運んで100万円。債務者が応募』に登場するゲストキャラクター。
羽鳥翔太(はとり しょうた)
「闇バイト編」のゲスト主人公。23歳の青年。自動車普通免許所持者。
職業はコンビニ店員だったが、休みが多くあまりの怠惰さに店長から愛想をつかされクビになり無職。
なかなか自分に合う仕事が見つけられず、コンビニ店員以前に勤めていた仕事も長続きしないなど、辛抱強くない。
おまけに、消費者金融から借金をしているなど、金遣いが荒い。
「楽して大金を得られる仕事はないか?」とスマホで検索していた時、「闇の職業安定所」といういかにも怪しいサイトを発見し(「ヤバい香りはする」と感づいていたが、「背に腹は変えられない」として)、応募。
応募先である闇金・「あんしん金融」の借金の回収(通称「キリトリ」)を請け負い、債務者である西村に「金がない」と言われて「ああ?借りたものは返すのがジョーシキじゃないですかぁ?」と返すなど、本物の「借金取り」のように振舞える才能の片鱗を見せたが、逆に西村に包丁を持ち出されて追い払われてしまった。
その後、次の応募先である報酬100万円の「人さらい」の仕事に手を出すなど、スリルのある「闇バイト」の虜になり、後には引けなく無くなってしまう。
当日、「人さらいバイト」の雇い主であるモリヤからいろいろ説明と指導を受け、人さらいの標的であるキョウコを猿渡と共に拉致・拘束に成功する。
しかし、状況が変わって「キョウコを殺す」、「やらなければ俺らはヤバいことになる」と脅され危機に陥り、「人殺しはできない」「個人情報バレてるから報復されるかも」など、猿渡と話し合った末にキョウコを車ごと置き去りにして逃亡。
何とか逃げ切り、翌日以降のニュースでモリヤが死亡したことを知り、「報復されなくて済む」と安堵していたのも束の間。その直後に警察によってキョウコ誘拐の罪で逮捕され、裁判では懲役5年の実刑判決を受けた。「まじめに働いとけばよかった」と後悔するも、後の祭りだった。
救いようのない末路を迎えたが、上記の「普通免許取得」、「借金取りになりきる」、「人さらいのやり方を覚える」など、物覚えが早いことが分かるが、それを間違った方向に使ってしまうなど、とんだ「才能の無駄遣い」である。
西村(にしむら)
「闇バイト編」のゲストキャラクター。スキンヘッドに強面、ランニングシャツを着た筋肉質で褐色肌という、いかにもな風貌。左利き。
「あんしん金融」で30万円の借金をしており、返済義務を怠っている。
借金の取り立てに来た羽鳥と口論の末に包丁を持ち出し、「てめぇらみたいな闇金に返す必要なんざねぇんだよぉ!」と威嚇し、「無敵の人」となって羽鳥を追い払った。
その後、その騒ぎによる警察沙汰および「あんしん金融」からの差し押さえの有無については不明。
モリヤ
本名「守屋キリオ」。28歳。「闇バイト編」におけるゲストキャラクターで、ある悪の組織を後ろ盾に持つ悪役の1人。
前髪を切りそろえて中分けにした髪型が特徴の男性。羽鳥と猿渡の雇い主。
建前上では「成功報酬100万円」だが、本音は2人で実行してもらうために実質的な「成功報酬は1人頭50万円」である。
その上で羽鳥に「ある女(キョウコ)をさらってきてほしい」、「用が済んだら女を解放する」と安心できるように口車に乗せたり、逃げられないように「免許証のコピー」を取るなど、抜け目がない。
その一方で「プロは生兵法で挑まない」と断りを入れたうえで、羽鳥と猿渡に人さらいのやり方を分かりやすく教え、「あとは練習するように」と諭すなど、指導者としては優秀な一面もある。
実行日に羽鳥・猿渡がキョウコの拉致・拘束に成功したのを前後して、「状況が変わった、キョウコは殺す」と約束を一部反故にし、「やらなければ俺らは一網打尽だ」と脅し、人気のない山に向かうように指示する。
だが、約束の反故および脅迫したことが仇となり、羽鳥・猿渡に逃げられる。その直後、車に置き去りにされたキョウコの殺人を1人で実行しようと山に向かおうとする(その際、キョウコに「個人的な恨みはないが、上からの指示だから悪く思うなよ」と言っていた)。
その矢先、サメジマたちによるトラック事故のどさくさに紛れて彼らに拉致されてしまい、「海猫海岸」の砂浜に頭だけ出した状態で埋められ、「俺にはバックがついている」「タダじゃすませない」と悪足掻きするが、梶木・間黒による「スイカ割り」の拷問を受け、遂にキョウコをねらった理由を「指示薬からの命令で、キョウコがベトナムから1000万円を持ち帰った情報を得て、殺して奪う計画だった」と口を割る(サメジマも勘繰ってはいた)。
果てには、サメジマに「スイカ割り」の止めを刺されて死亡。その後、死体をサメジマらに掘り返され自殺したように細工され、警察による検死では、「自殺(の可能性が高いもの)」として処理された。
猿渡(さるわたり)
闇バイト編のゲストキャラクター。羽鳥と同年代くらいで、V字カットの短髪の青年。
羽鳥同様、自動車普通免許所持者でもあり、モリヤの指示による任務実行の際には運転を担当した。
しかし、実行日にキョウコの拉致・拘束に羽鳥と共に成功するも、羽鳥同様、モリヤによる約束の一部を反古され、挙句の果てにはキョウコを抹殺するように脅迫される。そのことでパニックに陥り、羽鳥と話し合いの末にキョウコを車ごと置き去りにして逃亡。
何とか逃げ切るも、羽鳥同様、後日「誘拐の罪」で逮捕され、懲役5年の実刑判決を受けた。
闇バイト編の登場キャラクター
エイジ
マリカの元婚約者。その正体は、結婚詐欺師でユキノの手下だが、ユキノ自身は結婚詐欺に加担していない。マリカが裏世界に足を踏み入れる元凶となった人物。
マリカに「会社がヤバい」と嘘をつき、1000万円の借金を背負わせて失踪(後に自身が手を出した闇金からの借金であることが判明)。後に「サクラの回」でストーカーにレイプされそうになったマリカを覆面集団の片割れとして登場し、ストーカーをリンチしてマリカを救出。その時は正体を告げずに去るが、「なぜユキノのもとにいるのか?」と疑問に思っていた。
「宝石強盗の回」では、以前からユキノにこき使われていることに不満を持ち、ユキノへの裏切りを画策する。マリカに「結婚詐欺の黒幕はユキノ」、「今度は自分たちがユキノを騙し、強盗に成功したら分け前をやる」と言葉巧みに騙そうと仕事を持ち掛ける。当日、強盗に成功した上でマリカとの約束を破り、マリカのことも「都合のいいカモ」としか見ていなかったことを相棒に語っていた。挙句の果てには調子に乗って土壇場でマリカを抹殺しようとするも、事前にユキノから真相を聞かされたマリカにクマ除けスプレーで返り討ちに遭った挙句、自身が持っていたナイフを取られて屠られた。口先が上手く頭の回転も速い悪役だったが、皮肉にもマリカに殺される寸前に動いていたのは「頭と口だけ」だった。
DQNの異常行為&罪状一覧
劇中のDQNがエピソード内で実際にやらかした非常識極まりない行為&犯罪は下記の通り。なお下記のこれらはシャキストのみならず、すべてのスカッと系チャンネル一覧(VYOND)やそれ以外の類似的なYOUTUBE動画(ママのソノ、女子のソノ、セカイノフシギ、ときめきデイズ、ダメ野郎漫画はると、ダメ野郎マガジンロックマ、拷問ソムリエ、モニロボなど)にも当てはまる。
DQNの異常行為
項目 | 内容 |
---|---|
不貞行為 | 夫婦・婚約・内縁関係にある男女子のどちらかまたは双方が、配偶者以外の異性と肉体関係を自由意志で持つ行為。それが浮気・不倫・離婚に繋がる根本的原因である |
浮気 | 一般的には既婚・未婚にかかわらず、パートナー以外の人と交際関係にあること |
不倫 | 道徳的に許されない男女子の関係を指す言葉であり、一般的には既婚者が妻又は夫以外の人と交際関係にあること。浮気は当事者の双方が独身の場合も含むのに対し、不倫は当事者の一方又は双方が既婚者である場合を指す |
略奪婚 | 配偶者・婚約者・恋人などがいる異性と配偶者などと別れてもらって、自分が結婚する行為 |
婚約破棄 | 結婚するという約束を一方的に取り消す行為 |
借りパク | 借りたまま返却せず私物化する行為。借りたと称してパクる行為 |
クレクレ | 乞食のように、他人の私物をしつこく催促する行為 |
ステルスマーケティング | 広告や宣伝であることを消費者に隠したり、わかりにくくしたりする行為 |
キックバック | 取引先に対して販売を奨励する目的で支払う謝礼金や報奨金のこと。売上割戻、仕入割戻、バックマージン、リベートとも呼ばれる |
親族相盗例 | 一定の親族間で罪を犯した場合に、行為者に対して刑罰の免除や被害者からの告訴がなければ起訴できないとする特例 |
多重債務 | 複数の業者から借金をしていて、返済が困難になっている状況 |
ブラックリスト | 警戒を要する人物・団体といった対象の一覧表 |
自己破産 | 債務者である個人が返済不能に陥ったとき、債務者本人が裁判所に破産の申立てをし、裁判所が債務者に対して破産を宣告する行為 |
ロミオメイル | 過去に付き合っていた男子が復縁を求めて、女子に突然送ってくるメイル |
ジュリエットメイル | ロミオメイルの逆パターン。過去に付き合っていた女子が復縁を求めて、男子に突然送ってくるメイル |
差別 | 特定な集団に所属する個人や性別など特定な属性を有する個人・集団に対して、その所属や属性を理由に異なる扱いをする行為 |
虐待 | 暴力を繰り返しあるいは習慣的にふるったり、冷酷・冷淡な接し方をする行為 |
嫁イジメ | 姑などの義実家が息子嫁をいじめる行為 |
毒親 | 子供を過干渉や暴言・暴力などで思い通りに支配したり、自分を最優先して子供を構わなかったりする親のこと |
反面教師 | 絶対に見本にしてはいけない悪い人物のこと |
DV(ドメスティックヴァイオレンス) | 家庭内、同居者間での暴力や攻撃的行為 |
モラハラ | モラルハラスメントの略称。道徳や倫理に反する嫌がらせ行為 |
パワハラ | パワーハラスメントの略称。職場上の優越的な関係を背景とした嫌がらせ行為 |
セクハラ | セクシャルハラスメントの略称。性を便乗した嫌がらせ行為 |
アルハラ | アルコールハラスメントの略称。飲酒に関連した嫌がらせや迷惑行為 |
カスハラ | カスタマーハラスメントの略称。顧客からの暴行、脅迫、暴言、不当な要求といった理不尽で著しい迷惑行為 |
マウンティング | 周りや相手に対して自分の優位性をアピールすること。自分の方が上の立場であると周囲へ示す行為 |
共感性羞恥心 | 他人の恥ずかしい状況に対して自分ごとのように共感してしまい、いたたまれなくなってしまう状況 |
承認欲求 | 他者から認められたい、自分を一番価値ある存在として認めさせたいという異常な願望 |
責任転嫁 | 自分が負うべき非難や制裁から逃げるため、自分が原因である失敗を他人のせいにする行為。自分が引き受けなければならない仕事や任務を他人になすりつける行為 |
マッチポンプ | 自らが意図的に起こした問題を解決することで、報酬や評価を得る行為 |
自業自得 | 自分でした(悪い)事の報いを自分の身に受けること。DQNの最期に最も相応しい結末だろう |
因果応報 | 自業自得と悪因悪果とほぼ同類語 |
悪因悪果 | 自業自得と因果応報とほぼ同類語 |
左遷 | 今より低い地位・役職への異動や、仕事が少ない地方の部門・部署への配置換え処分 |
閑職 | 仕事量が少なく暇なポジションや、組織において重要度が低い仕事のことを指す。一般的に組織内では全く望まれない仕事を指す |
窓際族 | 出世コースから外れて重要な業務を任せられていない社員を指す。主に中高年層や不祥事・汚職をやらかした人々を対象に用いられ、社内で主要な立場にないため、窓際(会社の隅)に徐々に追いやられた社員といった意味合いがある |
不当解雇 | 労働基準法・労働契約法等の法律で規定された事柄や就業規則の規定を守らずに、事業主の都合だけで労働者を一方的に解雇する行為 |
自主退職 | 自身に退職の原因がある場合、退職を希望し自分から退職する行為 |
懲戒解雇 | 会社が従業員との労働契約を一方的に解約する処分 |
強制認知 | 父親に任意に認知してもらえない場合に、父の意思に関わらず、裁判所によって認知を認めてもらう方法 |
ファザコン | ファーザーコンプレックスを略称、父親への愛着や依存心が強すぎる行為。どちらかというと、女子に対して使われる言葉 |
マザコン | マザーコンプレックスの略称、大人になっても母親に依存したり支配されたりして自立できない状態 |
ブラコン | ブラザーコンプレックスの略称、男兄弟に対して強い愛着・執着を持つ状態。この場合、男子兄弟に対して強い愛着・執着を持つ兄弟姉妹自体に対しても使われる |
シスコン | シスターコンプレックスの略称、自分の姉や妹に対して、強い愛着を継続的にもつ状態。この場合、女子姉妹に対して強い愛着・執着を持つ兄弟姉妹自体に対しても使われる |
ムスコン | ムスココンプレックスの略称、息子に対して性的な愛着を持つ母親。稀に父親を指すこともある |
ドタコン | ドーター(daughter)コンプレックスの略称、娘に対して性的な愛着を持つ両親 |
男尊女卑 | 男子を重くみて、女子を軽んじる行為 |
女尊男卑 | 女子を重くみて、男子を軽んじる行為 |
ニート | Not in Education, Employment or Trainingの略称。「15歳以上で、非労働力人口のうち家事も通学もしていない」人間 |
プータロー | 就労可能な年齢等にありながら無職でいる人間の俗称 |
トンズラ | 「面倒なことや嫌なことを回避する」「サボる」などの俗称 |
ヒモ | 心身ともに健康であるにもかかわらず、恋愛関係にあるパートナーに頼りきっている人を指す蔑称。金銭面で女子に依存する男子をヒモ野郎と呼ぶ |
専業主婦 | 家事を専業としたライフコースの女子。主婦の中でも妊娠・出産を機に稼業から離れて、家事・子育てを引き受け、夫の稼業を支えている既婚女子・内縁女子。ただし、夫の稼ぎに依存し家事・育児を疎かにするニート主婦も存在する |
専業主夫 | 専業主婦の真逆。家事を専業としたライフコースの男子。ただし、妻の稼ぎに依存し家事・育児を疎かにするニート主夫・ヒモ主夫も存在する |
ワンオペレイション | 本来複数人で担うべき作業を1人でこなすこと。略称は「ワンオペ」 |
ワンオペ作業 | 接客やバックヤード業務などを1人で行う状況 |
ワンオペ育児 | パートナーや家族が子育てに参加しないために育児を1人で行う状態 |
ドタキャン | 予定や契約の直前になって突然キャンセルする行為。イングリッシュではスラングに相当する。劇中ではそのドタキャンが起因して、損害賠償請求や偽計業務妨害罪へと発展する |
DQNの犯罪&罪状
項目 | 内容 |
---|---|
道路交通法違反 | 道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図るのを違反する犯罪 |
当て逃げ | 物損事故を起こした後、加害者がその場から逃げる犯罪 |
轢き逃げ | 人身事故を起こした自動車などに乗っている運転者らが必要な措置を講じることなく、事故現場から逃走する犯罪 |
危険運転致傷罪 | 自動車の危険な運転によって人を負傷させた際に適用される犯罪 |
危険運転致死傷罪 | 自動車の危険な運転によって人を死傷させた際に適用される犯罪 |
保護責任者遺棄罪 | 老年者、幼年者、身体障害者又は病者を保護する責任のある者がこれらの者を遺棄し、又はその生存に必要な保護をしなかった犯罪 |
ネグレクト | 育児放棄、子供を遺棄する犯罪 |
児童虐待防止法 | 児童への虐待の禁止や虐待されている児童を発見した場合には通告の義務があること、虐待を受けた児童を保護することなどを規定した法律 |
傷害致傷罪 | 人の身体を害する傷害行為を内容とする犯罪 |
脱税罪 | 納税義務者又は徴収納付義務者が偽りその他不正の行為により、所得税、法人税、消費税を免れ又はその還付を受ける犯罪 |
虚偽申告罪 | 事実ではない犯罪や災害を公務員に申告した場合に成立する犯罪 |
有印私文書偽造罪 | 利用する目的で、他人の印章または署名を使用して私文書を偽造する犯罪 |
有印公文書偽造罪 | 行使の目的で、公務所・公務員の印章・署名を使用して、公務所・公務員の作成すべき文書・図画を偽造し、公務所・公務員の作成すべき文書・図画を偽造する犯罪 |
偽造公文書行使罪 | 偽造された公文書や公図面を真正な公文書や公図面として人に認識させたり、認識可能な状態に置いたりする犯罪 |
偽造私文書行使等罪 | 無印私文書偽造罪、無印私文書変造罪、虚偽診断書等作成罪に規定された偽造・変造・虚偽記載の文書・図画を行使した場合に成立する犯罪 |
特許権侵害罪 | 特許権の登録がなされている発明(特許発明)を、特許権者に無断で業として実施(使用など)する犯罪 |
不動産侵奪罪 | 他人の不動産を了解なく占有する犯罪 |
偽計業務妨害罪 | 虚偽な風説を流布し、又は偽計を用いて、人の信用を毀損し、又はその業務を妨害する犯罪 |
威力業務妨害罪 | 直接的な害悪を加えて業務を妨害する犯罪 |
営業秘密侵害罪 | 営業秘密の不正取得・領得・不正使用・不正開示を犯す犯罪 |
就業規則違反罪 | 会社の就業規則に違反する行為。 機密情報や顧客情報の持ち出し、正当な理由がない欠勤や遅刻、会社のルールに違反した副業、取引先からの不正なリベートの受領、業務命令に対する違反、転勤の拒否、セクハラやパワハラなどのハラスメント行為などが就業規則違反の典型例 |
無銭飲食罪 | 後払いの飲食店で飲食して代金を支払わずに逃げる犯罪 |
ギャンブル依存症 | ギャンブルを止められないという衝動が全く抑えられず、人生に大きな損害が生じるにもかかわらずギャンブルを続ける病態のこと |
常習賭博罪 | 常習として賭博をしたときに成立する犯罪。常習性の発現として賭博行為が行われた場合に成立する加重類型犯罪 |
証拠偽造罪 | 他人の刑事事件に関する証拠を隠滅し、偽造し、変造し、又は変造の証拠を使用した犯罪 |
学歴詐称 | 採用企業や第三者に対して事実でない学歴を表明すること。 高卒を大卒、あるいはレベルが高い大学に偽るなど、実際の学歴より高く偽ることが慣例。しかし、大卒を高卒と低く偽る「逆経歴詐称」という実例も存在する。学歴詐称は高く偽るのか低く偽るのかに拘らず、自身の学歴を詐称することそのものがすべて該当する |
詐欺罪 | 人を欺いて財物や財産上不法の利益を得る行為などに成立する犯罪 |
脅迫罪 | 他者を脅迫したときに成立する犯罪 |
恐喝罪 | 暴力や相手の公表できない弱みを握るなどして脅迫すること等で相手を畏怖させ、金銭その他の財物を脅し取る犯罪 |
幇助罪 | 正犯の犯罪の実行を助ける行為。従犯とも呼ばれ、教唆犯とともに狭義な共犯に該当する。例えば「殺人幇助罪」は、正犯の殺人の片棒を担いだ共犯者扱いとなる |
美人局 | 夫婦または内縁の男女子が共謀して、女子が他の男子と密通し、それを言いがかりとして金銭などをその男子からゆすり取る犯罪。恐喝または詐欺行為の一種 |
銀行詐欺罪 | 銀行口座の売買や譲渡を行う。他人になりすまして口座を開設する。銀行の窓口で引き出す際に銀行員を騙す犯罪。この犯罪で最も有名なのが、とある二刀流選手の25億円を騙して取ってギャンブルに興じたとある元通訳 |
公務執行妨害罪 | 公務員が職務を執行するに当たり、これに対して暴行または脅迫を加える犯罪 |
殺人未遂罪 | 殺そうと思って殺害を試みたが、自己の意志や周囲により殺害が中断されたり、威嚇目的の犯罪 |
殺人教唆罪 | 他人に殺人をそそのかす犯罪 |
毒物及び劇物取締法違反罪 | 日常流通する有用な化学物質のうち、主として急性毒性による健康被害が発生するおそれが高い物質 を毒物又は劇物に指定し、保健衛生上の見地から必要な規制を違反する犯罪 |
器物損壊罪 | 他人の所有物を故意に壊す、もしくは使えない状態にした場合に成立する犯罪 |
名誉毀損罪 | 事実を公然と摘示し、人の名誉を著しく毀損した者が問われる犯罪 |
窃盗罪 | 他人の財産をこっそりと侵害する犯罪 |
強盗罪 | 暴行又は脅迫を用いて他人の財産を強奪する犯罪 |
横領罪 | 相手の信頼を裏切り、利益を不当に得る犯罪 |
所得税法違反罪 | 不正な手段によって課税を免れる犯罪 |
弁護士法違反罪 | 弁護士の資格が全くないにも拘わらず、己の身分を偽って弁護士を装う犯罪 |
不法投棄罪 | ごみを適正に処理せず、山林、原野、海岸、空き地、道路、公園等に捨てる犯罪 |
不退去罪 | 住居などから出ていくように要求を受けたにもかかわらず、退去せずにそのまま居座り続けることで成立する犯罪 |
不法侵入罪 | 正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しない犯罪 |
誘拐罪 | 欺罔、誘惑などの間接的な手段を用いて、相手方を従前の生活環境から離脱させ、自己又は第三者の支配下に置く犯罪 |
ストーカー規制法違反罪 | つきまとい、待ち伏せし、進路に立ちふさがり、住居等の付近において見張りをし、住居等に押し掛け、又は住居等の付近をみだりにうろつく犯罪 |
接近禁止命令 | 身体的暴力や生命・身体に対する脅迫をしてくる配偶者の接近を禁止する裁判所の命令。 DV防止法(正式名:配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律)第10条で定められている保護命令のひとつで、命令に違反した加害者に刑罰が科される犯罪 |
銃刀法違反罪 | 銃砲、刀剣類等の所持、使用等に関する危害予防上必要な規制を定めている銃砲刀剣類所持等取締法に違反する犯罪 |
覚醒剤取締法違反罪 | 覚醒剤及び覚醒剤原料の輸入、輸出、所持、製造、譲渡、譲受及び使用に関して必要な取り締まりを定めており、これらの取り締まりに違反する犯罪 |
放火罪 | 故意または悪意をもって建造物や自然保護区などに火を放つことにより成立する犯罪 |
爆発物使用未遂罪 | 人、建造物等で火薬・ボイラーなどを破裂させて損壊させようと威嚇する犯罪 |
非現住建造物等放火罪 | 放火して、人が住居に現に使用せず、且つ、人が現にいない建造物等を焼損する犯罪 |
暴力行為法 | 893を名乗った上で、その人に危害を加えようと脅した場合、脅迫罪よりも重い罪が問われる犯罪 |
食品表示法違反 | 食品に虚偽の表示を犯す犯罪 |
景品表示法違反 | 「消費者を誤認させる不当な広告を禁止する規制」や「過大な景品の提供を禁止する規制」に違反する犯罪 |
薬機法違反 | 「医薬品、医療機器、化粧品、健康食品などの取り扱いに関するルールや規制を破った犯罪 |
不正競争防止法 | 不正な利益を得る、あるいは他人に損害を加える目的(図利加害目的)で、他人の商品等の表示と同一または類似するドメイン名を使用する権利を取得する行為を禁止する法律 |
下請法違反罪 | 親事業者が下請事業者の利益を不当に害する犯罪。下請法は、下請取引の公正化や下請事業者の利益保護を目的として制定された法律で、正式名称は「下請代金支払遅延等防止法」 |
葬儀破壊罪 | 死体、遺骨、遺髪叉は棺に納めてある物を損壊する犯罪。葬儀に相応しくない身なりで乱入したり、故人などを罵倒するなど騒ぎ立てて神聖な葬儀そのものをブチ壊す行為も該当する |
礼拝所不敬罪 | 葬儀破壊罪と絡んで、葬儀や礼拝所に対し不敬な行為を公然とする犯罪 |
冤罪 | 無実であるにもかかわらず犯罪者として扱われること。 俗に「濡れ衣」や「無実の罪」ともいう |
執行猶予 | 有罪の判決をしても、情状によって一定期間だけ刑の執行を猶予し、その間を事故・事件なく過ごせば刑の言渡しの効力を失わせる制度 |