プロフィール
所属 | ゲマトリア |
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人物
白いドレスを纏う長身で、長い黒髪に赤い肌、目がある翼で埋め尽くされた毛玉の様な頭部を持つ女性で、口の中は乱杭歯となっており、禍々しい雰囲気を持つ。
貴婦人めいた外見で、ゲマトリアのメンバーやアリウス分校の生徒からは「マダム」と呼ばれている。
他のゲマトリアのメンバーと異なり巨大な怪物のような姿になる事が出来る。頭部が花のように開き、赤い光輪を背負った姿となる。(エデン条約編第4章前半のキービジュアルのステンドグラスに描かれていたのはアンブロシウスではなく彼女の姿であったことが判明した)
初登場はメインシナリオVol.3「エデン条約編」。
アリウス自治区を支配して自身の領地とし、アリウス分校の生徒達にトリニティ総合学園やゲヘナ学園への憎悪を増幅させる洗脳教育を施していた、エデン条約における一連の事件の黒幕的存在。
大人でありながらアリウス分校の生徒会長の地位にあり、アリウスの生徒達を自身の手駒として利用している。
「子供達は大人が搾取すべきもの」と見做しており、用済みになったアリウススクワッドや邪魔者を始末することも厭わない冷酷な人物。
彼女の登場する「エデン条約編」はキリスト教関係のモチーフが多くあることから、名前の由来はダンテ・アリギエーリの叙事詩であるキリスト教文学の金字塔的作品『神曲』に登場する同名の人物、ベアトリーチェと思われる。
また特徴的な「目のある翼」はヨハネの黙示録4章に登場する熾天使の描写、及びそれを元にした絵画作品群に近い。
ゲマトリアには後から加入した模様で、他のメンバーとはスタンスが異なる部分があり、ゲマトリアの中で唯一先生を排除すべきだと考えている。
スタンスの違いはゲマトリアが関わったものへの扱いにも表れており、探究や芸術といった研究者的な意識をもっている他の3名と異なり、あくまで道具にすぎないと考えている。そのためか他のメンバーからもその活動をあまり好ましく思われていない。
最終章では相変わらず先生を始末するように進言し、他のメンバーのやり方まで否定して、場の空気を乱していた。挙げ句「色彩」の力を利用し、キヴォトスを消し去ろうとしたため、ゴルコンダの発明(「色彩」への対抗を目的とした、何らかの道具のようなもの)で異空間へ追放するかたちで消されることになった。