ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

チャンバーチェックの編集履歴

2023-02-20 18:50:21 バージョン

チャンバーチェック

ちゃんばーちぇっく

「チャンバーチェック」とは銃で行える動作の一つ。プレスチェックとも。

概要

銃で行える動作の一つで主にきちんと弾薬が装填されているかを確認するために行われる手法で銃のスライド、若しくはチャージングハンドルを弾薬が排莢しないように少しだけ引いて薬室を確認する行為のことで、プレスチェックとも呼ばれる。

敵から鹵獲した銃や他人の銃を借りて使用する際に弾薬が入ってるかを確認する場合にも使用される。

当たり前だが常にボルトが開けていて弾薬が見えているオープンボルトの銃で行うことはできない。


国内ではジョン・ウィック2で拳銃を片手でチャンバーチェックするものが「ジョン・ウィックリロード」という通称で知られているが、劇中では一度スライドを引いてから片手で装填をチェックしており、こちらはリロードではない。

また「片手コッキング」と呼称される場合もあるが「コッキング」は撃鉄を下げる行為を意味する用語で親指で撃鉄を起こせばその時点である意味片手コッキングであり、薬室に弾が入っているかを確認するための行為をコッキングと呼ぶのも誤りである。

片手でスライドを引き切る行為はそもそも実用性がなく、フィクションでの登場例も『CoD:BO』に登場したデュアルM1911ぐらいである。


チェックの為にスライドを後退させた事によってデコッキング機構が(ハンマーを安全に戻す機構)働いてしまいダブルアクションでの射撃を行う事になってしまったり、スライドを戻す際に戻し切れずに閉鎖不良となってしまう事があるといった問題もあり、プレスチェックの動作にもある程度練習が必要である。

グロック17のようなハンマーが露出していない銃ではスライド後端を叩いて閉鎖確認することを推奨する場合もある。


ちなみに上述のジョン・ウィックは片手でチャンバーチェックを行うのはキンバーウォーリアーでしか行っていない。

通常のチャンバーチェックは2以降の作品で手に入れたピストルで毎回行っている。(なお、流石に敵に囲まれた状態での戦闘ではする暇がないため、全てに行っているわけではない。)


スタイリッシュで見た目が良い為か映画ではジョン・ウィック以外の作品でも片手チャンバーチェックが演出で用いられることが多く、マトリックス等では二挺拳銃の装填を確認するために両手でチャンバーチェックを行う例もある。


エアソフトガンの場合は二重給弾、もしくは給弾不良を起こすため行うことは推奨されていない。やるならばスライドの可動がダミーのモデルで雰囲気だけを感じるかモデルガンの方がいいだろう。


チャンバーチェックはいらない?

  • 私はプロフェッショナルなので装填状況は常に把握している

→誤射で恋人を撃ち殺した彼も、空の銃をカチカチと鳴らして恥をかいた彼女も、きっと装填状況を把握していたつもりだったことだろう。人間の記憶は当てにならない。


  • チャンバーチェックをするとエキストラクターが外れてしまうかもしれない

→実際に使用する前に不良が発見できたということだ。速やかにエキストラクターを交換するべきである。


  • ローディングインジケーターがある

→あの手の小さな部品はしばしば固着して役に立たなくなる。


新しいマガジンを装填してスライドを引いた直後のような確実に装填したとわかっている状況でのチャンバーチェックは不要とされているが、それでも万が一に備えてスライド後端を叩いて前進させる行為等は必要である。


関連タグ

ボルトフォアードアシスト:チャージングハンドルとボルトが閉鎖方向では連動していない銃ではチャンバーチェック時にこれが無いと閉鎖不良となる

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました