ギガロガイザ

ぎがろがいざ

ギガロガイザとは、『ウルトラマンデッカー最終章旅立ちの彼方へ…』に登場する怪獣。

ギベルス「地球人…その強靭な精神力…やはり最高の実験材料だ！」

DATA

プロフェッサー・ギベルスが自らの体を巨大化させた怪獣形態。

特報ポスターや雑誌掲載の写真では、鋭い牙の並んだ顔立ちのレッドキングのように小さな頭部を持つ、青みがかった肌の二足歩行型怪獣である事が確認できる。

先に書いてしまうと、素体となるギベルス本人のフィジカルが程度がたかが知れている都合上、ギガロガイザそのものの戦闘能力はそこまで高くはない。見た目通りの怪力で敵を叩くファイトスタイルだが、基本的にはゾルガウスとのコンビネーション攻撃を主体とする。

ギガロガイザ単独ではゾルガウス由来のバリアや超破壊光線なども使えないため、コンビネーション攻撃もほぼゾルガウス頼りで敵が機体に怯んだ漁夫の利を狙うという戦法が多い。

劇中でもテラフェイザーとディナスの攻撃である程度怯んでいたりゾルガウスが破壊された途端逃げ出したりといった、良くも悪くも機械に頼り切った戦術が目立つ。

少なくとも以前カナタたちを苦しめたマザースフィアザウルスや数多の劇場版怪獣たちと比較すると絶望的なまでの強さはなく、ゾルガウス抜きではフラッシュタイプのデッカーにすら苦戦してしまう程であった。

ゾルガウス抜きでの強さで言えば、前作のイーヴィルトリガーの方がまだラスボスとしての強さがある。