鬼女スキュラ
きじょすきゅら
概要
初出は終盤に東京の海上を移動することになる『真・女神転生』。
伝承のスキュラと同様に海上に出現する悪魔。
ラストダンジョン「カテドラル」に神の裁きの大洪水によって避難している人々に、食糧として捕らえられていた自称タコの背中に、角を生やした緑色の女悪魔がまたがっているという姿で登場し、触手を使った威力3でBIND効果のある「まきつき」、単体回復魔法「ディアラマ」、火属性攻撃やアギ系魔法完全防御の「みずのかべ」のスキルを持っている。
この姿は金子一馬氏によってゲーム開発初期に描かれた公式画をドット絵化したもので、本作に登場するタコ型悪魔のベースデザインとなった。
関連作のスキュラ
姿は赤い三つ首竜で種族「怪獣」(『真・女神転生シリーズ』の「邪龍」などに相当)の最上位だった。
未だ種族は「怪獣」で三つ首竜の中央の首が裸の女性の上半身という姿。
後楽園にある「闘技場」で行われている悪魔同士を戦わせる記念大会の5戦目で戦うことになる物理攻撃に特化した中ボスである。
公式画の女性部分はメカクレで、攻略本『女神転生Ⅱのすべて』において「このゲームの開発者はギリシャ神話よりアジア方面の女悪魔のほうに(デザイン的に)力を入れている」といった旨のことを言われてしまった。
種族が「妖獣」に変わり、手足が触手となったタコ獣人の女性といった姿に変更になった。
終盤の「デヴァ・ユガ」に出現する「妖獣」。『真・女神転生Ⅱ』の姿を元に、クォータービュー用にドット絵が打たれている。
魔神転生Ⅱ
妖獣クラーケンの頂部から女性の上半身が生えている姿で登場。