概要
ギル・グレアムに長年仕える双子の使い魔で、リーゼアリアは姉。猫を素体としている。
通称はロッテで、アリア同様、姉と一緒の時はリーゼと呼ばれる。
双子ゆえにアリアと髪型以外はほぼ同一の容姿だが、ロッテは奔放ないたずらっ子な性格で冷静沈着、品行方正な姉と性格は対照的である。
クロノ・ハラオウンの幼い頃の体術の師であり、ロッテは体術の師として持てる技術を教え込んだ。
また、話を聞いている最中もソファにもたれかかり尻尾をふりふりしたりと、クロノを食べたりユーノをおいしそうに見てたりするなど、素行はあまり良くない。その為、姉のアリアにいつも注意されている。
主であるグレアムの意思に賛同し、「仮面の男」に変化して「闇の書」を完成させるためにアリアと共に暗躍する。
また、「闇の書の永久封印」計画に関しては、グレアムを尋問するクロノに対し、「自分達の独断で行動している」と話したり、自ら罪悪感を抱くグレアムとは違い、はやてもろとも闇の書の封印にためらわないなど、闇の書を憎んでいた。
アリア同様、作中に登場した使い魔では最強クラスの実力を持ち、それまでグレアムとのチームで管理局史上最強の攻撃オプションとして支えてきた為、名実共に生ける伝説であった。
劇中での活躍
『A's』第5話では、シャマルを確保しようとしたクロノを不意打ちで蹴飛ばし、シャマルが捕獲結界を破壊するために闇の書の『破壊の雷』の使用の手助けをした。
第7話では、戦いに集中していたとはいえ、シグナムとフェイトに全く気配を悟らせる事なくフェイトのリンカーコアを取り出すなど、圧倒的なまでの強さを見せつけた。
その後、第9話で、アリアと共に「闇の書」の完成の為、なのはやフェイト、ヴォルケンリッターの戦いの中で不意打ちでバインドされたフェイトを蹴り落とし、騎士達のリンカーコアを奪い、「闇の書」の性質を利用してヴォルケンリッターを全滅させて「闇の書」を完成させるが、直後にクロノによって拘束される。
闇の書事件後は、グレアムや姉のアリアと共に地球で暮らし、八神はやての成長を見守っている。
なお、劇場版『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's』では妹共々リストラされている。