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レギオス(機甲創世記モスピーダ)の編集履歴

2023-03-17 22:38:14 バージョン

レギオス(機甲創世記モスピーダ)

れぎおす

「機甲創世記モスピーダ」の登場メカ。

概要

機甲創世記モスピーダ」に登場する可変戦闘機で、ロボット兵器としての性格も併せ持つ。

モスピーダなどのアーマーサイクルをコクピットの後ろに収納出来る。


超時空要塞マクロス」シリーズに登場する可変戦闘機「バルキリー」と同様に、3タイプに変形するのが特徴。なおアーモソルジャー形態の全高は10mほどで、12mあるバルキリー(VF-1)と比べて一回り小さめのサイズであるが、小型ミサイルを「内蔵」していたり、単独で大気圏離脱可能など、バルキリーよりも高性能である。


本来は予定に無かったのだが、スポンサーからの要請で仕方なく登場させる事になった代物。

お陰で常にHBT欠(GAS欠)で困る羽目に(地表が舞台の本作において宇宙戦闘機が本気をだしたら1話で目的地(リフレックスポイント)に到着してしまうため)。


  • アーモソルジャー
    • メイン画像の人型形態。
  • アーモダイバー
    • 中間形態で、早い話がガウォーク。翼を畳んでいるが飛べる。
  • アーモファイター
    • 高速度飛行形態。

武装

  • 機首ビーム砲×2
  • ミサイルポッド(短距離小型ミサイルを最大96発内蔵可能)
  • アーモダイバー、アーモソルジャー形態専用80mmビームキャノン

ビームキャノンは手持火器。アーモファイター形態では主翼下に懸架され、左右翼下に1門ずつ装備することも可能。


レギオスのバリエーション

AFC-01H レギオス・エータ

青系の機体色を持つ指揮官用レギオスで、頭部はツインアイのカメラを持つ。劇中では主にスティック・バーナードが搭乗し(そもそもスティック自身が火星から乗って着た物)、TVシリーズ全般を通して使われていた。スティックの他にレイイエロー・ベルモントらが使用することもあった。


AFC-01I レギオス・イオタ

一般兵士用。緑色の機体色で、鶏冠状のプレートとモノアイの四角いゴーグル状のカメラ付き頭部を持つ。

劇中では主にレイとイエローが搭乗。

地球人主人公のレイの専用機になったというだけでなく、OPでファイター、ダイバー、ソルジャーという3形態全てを披露しており、その意味ではエータよりも主役級に扱われている。


AFC-01Z レギオス・ゼータ

赤系の機体色を持つ、宇宙空間よりも大気圏内での戦闘に主眼が置かれた強化型。上記2機とはカラーパターンが異なり基調色である赤の部分が多い。作中ではフーケ・エローズが搭乗した。

頭部はエータ同様のツインアイ式で、イオタのような鶏冠状プレートを有している。

第一次降下部隊の失敗から人的不足に陥った火星基地(マルス・ベース)への増援部隊として木星衛星基地(ジュピター・ベース)から追加配属された部隊が使用した強化改良機、と設定されている。


無人レギオス

無線による遠隔操縦機に改造されたレギオス。3機あり、それぞれはエータ、イオタ、ゼータ各型を原型としている。無人機ゆえ、コクピットは外板で覆われている。


AFC-01X ダーク・レギオス

その名の通り暗いグレーで塗装された、第三次地球奪還軍の主力。HBT反応の機外への放出が抑えられ、インビットに探知されにくくなったステルス機である。マニピュレータは3本爪型に簡略化され、マルスベース開発のレフレックス・ポイントのシールドを破れるシンクロトロン砲を搭載する。設定書の段階では「ブラックレギオス」だった。

主要武装であるシンクロトロン砲は、アーモソルジャー時には担ぐ形で使う。頭部はエータのような形状に、イオタのような単眼カメラとなっているが、イオタの四角に対し、こちらは円形のモノアイという違いがある。また前3種にあった、ダイバー、ソルジャー時に頭部右脇に付くセンサーもオミットされた。


無人ダーク・レギオス

AIを搭載し、全自動で「動目標」を探知して攻撃する無人兵器で、頭部を持たない。シンクロトロン砲の他、左右の胸部上面に24発ずつミサイルが搭載されている。劇中の台詞によると、敵味方の識別すら不可能な殺戮兵器であるとされ、この手の完成度が低い無人兵器に頼らざるを得ない所に、コロニー連合軍の人的資源の欠乏事情が垣間みえる。

そして打ち切りが無ければ、その敵味方識別機能が無かった事に起因するカタロストロフィーが予定されていた。


アルファ・ファイター

ロボテックシリーズ版のレギオス。

マクロスと地続きな設定のため、第三世代ベリテック(可変機)とされている(バルキリーは第一世代)。


模型展開

エータ、イオタ、ゼータのみがプラモ化された。

プラモは亡きイマイ(今井科学)が、1/72・1/48の両スケールで販売し、1/48スケールは3形態に完全変形する。イマイが倒産したため、現在はアオシマ(青島文化教材社)が時折再販しているが、どちらかといえば1/48スケールの方がコモン度が高い。

完成品玩具は学研製。当然と言っていいのか再販はされていない。


後年にはウェーブが、アーモソルジャー形態のみながら1/72スケールでプラモ化している。

肩書を気にしないならアメリカ製のロボテック版と言う手もある。特にトイナミ社製の完成品玩具の人気が高い。


関連タグ

トレッド(機甲創世記モスピーダ):モスピーダ本編後半に登場する「アーモボンバー」。レギオスと合体可能。


オーガス:「超時空世紀オーガス」の主役メカで、こちらは4段変形。

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