- フレーバーテキスト
其は運命を構成せし忍耐の “刑死者”
抗う旅人に忌避すべき試練を与え、望まぬ進化を促す。
星と契るは爛漫たる “愚者”
可能性は試練を経て、生まれ出でるを赦される。
「僕はカイム。
この大きな艇でどこまで行けるのか……
すごく楽しみなんだ!」
概要
グランブルーファンタジーコンテンツ『アーカルムの転世』の中の十賢者の一人。
タロットカードの大アルカナにある『愚者(THE FOOL)』にあたり、アーカルム石「ザ・ハングドマン」と契約している。
旧アーカルムの転世(2016年9月開催)ではナビゲートキャラクターの一人として登場しており、大まかな性格とCVはそのまま引き継がれている。
容姿
ボサボサの銀髪に銀色の瞳を持つ細身の少年。白い服と紺のパンツに賢者たち共通の赤いケープが付いた紺色のローブを羽織っている。足元は上限解放ポーズから茶色のニーハイブーツを履いている模様。
少年のような無邪気さと底知れぬ知性を武器に、戦況や主人公達を天真爛漫に引っ掻き回す。
その一方で、一種の戦闘狂のような部分も垣間見えるが……
性能
名称 | [忘却の愚者]カイム |
---|---|
レアリティ | SSR |
属性 | 土 |
タイプ | 特殊/短剣・格闘 |
奥義 | ゴールデンドーン |
アビリティ | ダブルディール/ビギニング・オブ・ジョーカー/エンド・オブ・ジョーカー/ブランクフェイス |
サポートアビリティ | ワイルドカード/刑死者の逆位置/愚者の正位置 |
他者より秀で、他者より美しく。そしてそれ故に何よりも孤独なるは愚者。
しかし、業も罪も忘却の彼方へと打ち捨てられた。それは苦難か幸福か。
逆さの笑顔が見つめる幼子の瞳は無垢に濁り、蒼い空を映してきらめく。
仲間キャラや装備によって性能が変化する一風変わったキャラクター。
味方全体のアビリティ再発動、仲間のアビリティの模倣、特定条件で発動する強力な全体バフと自己バフ、
そして仲間の使用アビリティに合わせて、自身のアビリティが攻撃・弱体・強化・回復と多彩に変化する等、
とにかく出来る役割が多いのが特徴。
しかし再発動は1度しか使えず、模倣は仲間キャラ次第、変化も奥義を撃たないと再発動できなかったりと、
いつでも発動できる訳ではない為、今カイムが何ができるのかを把握しておく必要がある。
上手くいけば攻撃・防御・回復・支援とあらゆる役目を果たすことも出来る為、
プレイヤーの腕が問われるキャラクターとなっている。
また得意武器や種族による制限を受けない(発動条件を全て満たす)サポートアビリティを持つため、
特定の種族を強化するバハムートウェポン、特定の得意武器キャラクターを強化するオメガウェポンなど、
強力だが制限がある武器の恩恵を必ず受けることが出来る。
さらにサブメンバーからバトルに登場した際には、サポートアビリティ「刑死者の正位置」が発動。
変化アビリティによって付与される自己バフの効果がランダムで上昇。より強化された状態で参戦できる。
・・・と言うのはカイムをフロントメンバーに置く場合の話。
それ以上に注目されているのが、サブメンバー配置時に発動する「刑死者の逆位置」の効果。
攻撃・防御・ダメージ上限UPといった強力なバフを得られるのだが、
条件として「装備している武器を全て異なる物にする」(ハイランダー編成)を満たす必要がある。
他属性にはなるがグラーシーザーやシュヴァ剣10本編成に代表されるようなオンリー編成、他は単品でもリッチ斧やユニ琴を複数本編成している人は、サポアビが発動しないので該当武器が複数本あれば自動的に編成されてしまうオート編成は避けた方がいい。
類似する効果を持つ武器である支配の天秤(アヌビス杖)のソール・イコーリティとも共存するので、土属性武器9種類+支配の天秤という組み合わせも散見される。
(ただし、ソール・イコーリティは支配の天秤を4凸する事で得られるアビリティであることに注意)
それに加えて、不意の事故でカイムがフロントメンバーになるとバフが消失してしまうことにも注意が必要。
逆にユニット自壊後に入れ替わることで「刑死者の正位置」発動という戦術もあるにはある為、
正位置と逆位置、どちらのサポートアビリティを主軸に戦うかは騎空士にゆだねられる。
2021年8月のグラブル夏の生放送では、カイムの所有者がニーアを抜いて多くなっていた。
いわゆる『裏カイム』運用で必須級な性能、土有利の決戦!星の古戦場が近かったことも理由の一つだが、
土属性をメイン運用する人にとっては優先的に入手を目指しても問題はないだろう。
そんな中で2022年6月には裏カイムを根底からひっくり返すような『巌迫の躯杖』(プレイアブル版ガレヲン解放武器)が登場した。
この武器は「効果の発動に同じ武器が3つ必要」という厳しい縛りはあるが、今までのハイランダー編成が前提とされた裏カイムよりもスキルが優秀という事で、同種武器の複数編成が土属性で再燃するという状況を生み出している。
関連イラスト
十賢者について分かっていること
・プレイアブル化は5周年アップデート(グラブルフェス2018)
・それぞれが契約している星晶獣と同じ属性(2018年7月16日の公式ニュース)
・性能およびCV、タイプなど(グラブル5周年記念直前生放送)