他国の王室と違って、王朝という一族の区別がなく、天皇と皇族には姓もない(宮号は姓ではない)。皇族が皇族の身分から外れる時には新たに姓が与えられる。現在の天皇家は江戸時代の光格天皇から続いているもので、東山天皇の子孫である閑院宮系の血統が現在の皇統となっている。
他に皇室を表す言葉に「天皇家」などがある。
また日本における皇室の存在を制度とみなした言葉に「天皇制」があり、これは近代になって共産主義者が「国体」に対抗して新しく造った言葉ではあるが、現代では学術用語とみなされており(共産主義とは関係なく)マスメディア等、一般でも使用されている。
そもそも、「○○家」という様に呼ばれる家の持つ姓は、皇室より与えられるものであって、与える側の皇室は上述の通り、王朝交代がなかったために姓・苗字がないのである。
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