概要
「赤毛のアン子」(あかげのあんこ)とは、「藤子・F・不二雄」による漫画作品の名称である。
1974年の『週刊少女コミック』(小学館)50号に掲載された。
タイトルは紛れもなく某名作のパロディだが単にタイトルで遊んだだけで内容的には何も関わりはない。なので単行本収録時に『アン子 大いに怒る』に改題(作名変更)された。ただし元のタイトルもカッコ書きと但し書き付きで併記される事が多い。
なので現状のフルタイトル表記としては『アン子 大いに怒る(赤毛のアン子 改題)』となっている。
1986年11月3日に月曜ドラマランド(フジテレビ)枠にて荻野目洋子主演で単発ドラマ化されている。
あらすじ
アン子の身のまわりでは不思議な出来事が起こるが、自身の魔力であることに気付かない。
ある日、アン子の父が詐欺に遭う。詐欺師への怒りが頂点に達した時、アン子の体が空中浮遊し、騙し取られたはずの2000万円が手元に降ってきた。その日の夜、アン子は、母方の家系が由緒正しい魔女の名門であることを父から知らされる。同時に、魔法なんてアン子を幸せにしてはくれないと思うと父に諭されたことで、もう二度と魔法は使わないと約束する。
翌日。騒ぎのせいですっかり勉強がおろそかになってしまったアン子がテストが嫌だと考えていると、なぜか担任の先生がいつまで経っても来ない。テストを嫌がるあまりに無意識の内に魔法を使って先生をどこかへ遠ざけてしまったことに気づかぬアン子であった。
登場キャラクター
他