概要
俳優・荻野目慶子は実姉、夫であるプロテニス選手・辻野隆三とのあいだに3女あり。
小学校4年生の時『ちびっこ歌まねベストテン』(東京12チャンネル〈現テレビ東京〉)に出演していたところをスカウトされて芸能界デビュー。
小学生女子3人のグループ、『ミルク』としてシングル2枚を出したが自然解散、いったん芸能活動終了。
中学生時代にキティ・フィルム製作の映画『ションベン・ライダー』のオーディションを受けたのがきっかけで、1983年にキティ・フィルム製作のフジテレビ系のアニメ『みゆき』のヒロインである若松みゆき役の声優に抜擢された。声優の仕事は、歌手としてのソロデビュー後もアニメ映画『バリバリ伝説』(1987年)のヒロイン伊藤歩惟役や、テレビ『ウゴウゴルーガ』のプラネットちゃんなどを務めた。
アイドル歌手として1980年代中盤ころよりユーロビート調の楽曲を歌い、1986年から1989年まで、「日本レコード大賞」の金賞を4年連続で受賞。
特に1985年のダンシング・ヒーローは現在でも人気がある。
2020年には初の作詞・作曲・ウクレレ演奏で「虫のつぶやき」を期間限定でリリース。NHK「みんなのうた」でも放送された。
主なヒット曲
ダンシング・ヒーロー・・・バブリーダンスでリバイバルヒット。また、この曲で盆踊りをする地域もある。
コーヒールンバ・・・原曲は南米の曲。日本では1960年代に西田佐知子(のち関口宏夫人、関口知宏の母)、ザ・ピーナッツらがカバー。