曖昧さ回避
概要
AMはamplitude moduLationの略称で日本語では振幅変調と呼ばれる。振幅で情報を伝送するために雑音に弱い。
中波放送(周波数531~1602kHz)では最も一般的な電波の形式である。また、周波数2300~26100kHzの短波放送にもAM方式が用いられている。
FM(周波数変調)よりは帯域幅を食わないため、アナログテレビの映像信号の送信方式としても使われてきたほか、FMと異なり緊急性の高い救難信号を潰してしまうことが無いため、主要な航空無線はAMを使っている。
上述の通り電磁ノイズには非常に弱いが、応用として登山や山岳地帯での土木工事(殊に炸薬を使う発破作業)では落雷の察知に有用であるため、実際に放送が拾える拾えない関係なしにラジオ受信機が重要な役割を持つ。実際に放送を受信できれば登山の熊よけの一つにもなる。