概要
CV:明坂聡美
ゲーム『ルーンファクトリー4』に登場するキャラクター。
名前自体は1作目の『ルーンファクトリー―新牧場物語―』から登場している。
主人公が最初に遭遇する相手で、今度町に来る王族と勘違いして主人公を王子(または姫)に仕立て上げる。
四幻竜としての威厳を特に大事にしており、普段から口調に気を配っているのだが、突如上空からボディプレスをかましてきた主人公に思わず素を出してしまい、それがきっかけで主人公にだけ最初から砕けた口調で話す。
が、この砕けた口調と意外にかわいらしい性格、そしてとある場所で人間化した姿が見れる(元々はコミカライズ版の設定で、ゲーム本編に入れる予定はなかったらしい)ことがあいまって、「また恒例のバグか!(※)」と叫ぶプレイヤーが続出したとかしなかったとか。
但し、ある手順を踏めば(相当な時間と手間はかかるが)一緒に連れて歩くこともできる。少しでも一緒にいたいと思うなら、是非達成するべし。
なお、その「とある場所」は所謂プレイステーション系やXBOX系等のゲームにおける「実績モード」のような位置づけで、ストーリーをただ進めることだけを考えてプレイしていると、ともすれば一生入ることもないであろう場所なので気付き難いかもしれない(全エンディングを制覇して「やり込み」の段階まで入ればどうなのか分からないが)。…が、とあるイベントでは元々セルザがいる「竜の間」にて人間化してもらえる。さらに、その中では特定の選択肢を選ぶことでかわいいポーズまでとってもらえる。気になる人は、是非ゲームで直接確認していただきたい。
…が、先に書いてあるとおり結婚はできない(=恋人にもできない)。それどころか、このイベントでの会話が終わる直前には…。まぁ、ひと時の夢に浸れるだけでも十分に幸せだ…とでも考えるのが吉だろう。
これと「とある場所」以外では絶対に見られないしな!
好物はホットケーキと金の野菜各種。また、ハチミツも好物。モンスターが落とすアイテムの類は嫌い。
(※ルーンファクトリーシリーズではサブにも魅力的な女性キャラが配されることが多く、ファンからは「○○と結婚できないのはバグ」と冗談半分、本気半分でネタにされるのが恒例となっている)
関連イラスト
竜型
人型
関連タグ
ネタバレ
以下ネタバレがあります。ご注意下さい。
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実は彼女の寿命は既に限界を超えており、いつ死んでもおかしくない状態なのである。
四幻竜はその寿命を終えると周辺に大量のルーンを放出しその地域のルーンを約1000年間潤し、その間次世代の四幻竜が産まれ再びその地域を見守りルーンを潤すのである。
しかしセルザウィードは人と共に生きた特異な四幻竜だった故、彼女の死を良しとしない人々が多かった。
人々の中でも彼女と最も深い絆を持つ人間が守り人となり、ルーンの満たされたルーンスポットに住まう強力なモンスターに禁断の秘術「エーテルリンク」を使って融合し、セルザウィードへルーンを送り続けて寿命を伸ばす任を担ったのである。
そのことは事前にセルザウィードには知らされず、いつも彼女が知るのは自分のために友が犠牲になった後だった。
それぞれの世代に守り人となった者たちは皆自ら志願して守り人となった。しかしそれでもセルザウィードにとって友たちを犠牲にして生き長らえることに罪の苦しみと後悔を与え続けた。
一方アースマイトたちもセルザウィードを救うため何代にわたりあるものを作っていた。「はじまりの森」にて長い長い時間をかけてルーンを結晶化した『ルーンスフィア』である。
四幻竜のセルザウィードのルーンすら補って余る膨大なルーンの塊。だがそれは同時に悪しき者の手に渡れば国すら滅ぼせる強大な力を与えてしまう危険なものでもあった。
実は物語の冒頭に主人公を襲ったのは主人公がセルザウィードへ届ける途中の『ルーンスフィア』を狙った世界征服を企むゼークス帝国の刺客だったのだ。
結局帝国の刺客に襲われたことで記憶を失い『ルーンスフィア』共々飛行船から落とされて物語へと繋がる。
さらなるネタバレ(?)
そんな「結婚できないバグ」と言われていた彼女だが、Swith版である「ルーンファクトリー4スペシャル」では、なんと「アナザーエピソード」で、人間化した彼女との結婚ストーリーを見ることができるのだ。
当然ながらこれはIF設定であるが、一度でも彼女との結婚を夢見た人たちにとっては非常に嬉しい特典だっただろう。