概要
【推しの子】に登場する少女漫画家。
第二章で「漫画原作ドラマ」の現場が舞台になった際に初登場し、後に第五章「2.5次元舞台編」でもストーリーのメインに関わってくる。
第五章で登場する少年漫画家の鮫島アビ子は彼女の元アシスタント。
なお、原作者の前作『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』においても、その名前を確認できる。
人物
作中作「今日は甘口で」について
『かぐや様は告らせたい』『【推しの子】』両作中の別冊マーガレットにて連載されていた、作中世界における人気少女漫画。『かぐや様~』時点で完結済み(単行本全14巻)。
アクア曰く「知らないとモグリだろ」。
読んだ人間は男女問わず例外なく感動し、キラキラな恋がしたくなる衝動に駆られてしまう副作用があり、『かぐや様』本編で登場した際は大変なことになった。(一方でアクアやルビーにはそのような症状は見られない。作風の違い故だろうか)
より時代が下った本作の時代でも(「完結済みで伸びが期待できない」と言われる物の)人気は健在で、鏑木Pはそのネームバリューを利用して「今後売り出したいタレントの顔出し作品」として本作の実写ドラマ版を企画するのだが……「演技未経験のキャストによる下手な演技」「全14巻の内容を6話に圧縮したことによる超展開の連続」……と実写化の死亡フラグを網羅した結果散々な出来になってしまい低評価の嵐、頼子や彼女のアシスタント達を失望させる羽目になった。最終回は飛び入り参加したアクアの奇策で大いに挽回したが、収益的には厳しかったようだ。
余談
概要にも記したとおり、『かぐや様~』原作漫画に於いてもその名前を確認できるのだが、アニメ版の方ではなぜか名前を「青坂アオ」と間違えられてしまっている。(※言うまでもなく原作者名「赤坂アカ」のパロディ)
彼女自身は芸能人ではないが、弟子のアビ子が起こしたトラブルに巻き込まれたアクア達の相談を受ける形で第五章ストーリーに深くかかわってくる事からか、師弟揃って単行本6巻の表紙を飾っている。