概要
全長6.5mほどの中型恐竜で、名前の意味は「のんびりしたトカゲ」。
テリジノサウルス類としては大きめだがそのテリジノサウルスよりは小柄(テリジノサウルスは11mくらい)。
一応肉食恐竜のグループ(竜盤類獣脚目)に属するが、この仲間は草食恐竜だったとされ、さらにとても奇妙な体つきをしている。
まず骨盤は肉食恐竜的な部分と草食恐竜的な部分を併せ持ち、これはテリジノサウルスの仲間にのみ見られる。
胴体は樽のように太く、長い首と合わせて古竜脚類に似ている。それでいて2足歩行し、大きなツメを持つ前足は肉食恐竜的。一方後ろ足は幅広く頑丈だが短く、植物食恐竜的。この特徴から動きはスローモーだったと考えられている。
口にはエンピツのような小さく貧弱な歯が48本並び、頬の付近は嘴になっている。
恐竜キング
「鉤爪鬼軍曹」の通り名を引っ提げ、助っ人恐竜として出演。
アーケード版では「百烈ビンタ」という技で登場し、両手で強烈なビンタの嵐をお見舞いする。
※助っ人恐竜仲間のパウパウサウルスとクリオロフォサウルスはシークレット恐竜、ピアトニツキサウルスは風属性として恐竜カードになったが、セグノサウルスの場合はテリジノサウルスがその座に抜擢された。ちなみにテリジノサウルスの通り名は「巨大な鉤爪」とシリーズ有数の安直さ。
DS版では百烈ビンタがないが、オリジナル技がやたらと増え、助っ人恐竜有数の出番をもらえた。
MP6でセグノサウルスに代わりに攻撃してもらう「セグノパンチ」「セグノビンタ」「セグノチョップ」、MP5で特殊効果を与える「クローズクロウ」「チェンジクロウ」「オープンクロウ」と6種。
※セグノ〇〇シリーズはダメージ倍率1.4だが3割の確率で1.8倍と並みの超わざを越える威力になる。ただしモーションは同じ。
パンチと言いつつ回転ビンタ、ビンタの方はちゃぶ台返しの如く両腕で投げ飛ばし、チョップは腕を畳んだところから振り払うように吹っ飛ばす。「〇〇クロウ」シリーズ・テリジノサウルスの攻撃モーションも一緒。
クローズクロウ…こちらの「手」がマスク状態になり、相手側から見えなくなる。倍率1.1
オープンクロウ…相手のマスク状態のわざを暴く。ただし手がわかるだけでわざカード自体はわからない。倍率1.3
チェンジクロウ…相手がチェンジできなくなる。倍率1.5
通信対戦では役立つ効果だが、本編の敵はチェンジを使わないし、マスク状態にしてもこっちの手はバレバレだし(AI相手だから当然か?)、使うわざも完全に固定なので肩身は狭い。チェンジクロウは威力が高いのでまだ使いやすいものの、クローズクロウは威力が低くてダメージソースとしては頼りない。