ブラスター・ダーク
ぶらすたーだーく
概要
TCG『カードファイト!!ヴァンガード』ブースターパック第4弾「虚影神蝕」で登場した、グレード2のシャドウパラディン。
レアリティがR(レア)でありながらSP仕様も存在する数少ないカードの一つである。
ブラスター・ブレードに似た姿をしており、情報公開当初は「闇落ちしたブラスター・ブレードか?」との推測も飛び交ったが、実際は同型の兵装を持つだけの別人である。
公式設定
剣型兵装が求める勇気の力を発揮できずに、負の感情を増幅させた者が辿った悪鬼への道。
ただ一人、名を継いだ「ブラスター・ブレード」への憎しみは不発の兵装へと流れ込み、
その感情が兵装の性質そのものを捻じ曲げてしまった。
「ブラスター・ダーク」の名を掲げ、奈落竜の名の下に、彼はついに因縁の相手との決着に赴く。
「それは覚悟という名の漆黒の剣。轟け、ブラスター・ダーク!」(R仕様)
「幾万の敵に対すとも、我が覚悟に揺るぎなし!轟け、ブラスター・ダーク!」(SP仕様)
カードとしての性能
能力1
ヴァンガード時限定だが、ソウルにブラスター・ジャベリンが存在する場合、常時パワーを1,000加算する。
一見すると地味だが、パワー10,000のユニット(無能力のグレード2ユニットの基本値)としての運用が可能になり、防御力が格段に高くなる。
フルバウの能力によってこのカードを手札に加えることができるためライドできる可能性は高く、ファントム・ブラスター・ドラゴンのパワーアップの条件となるため、このユニットにライドすることは様々な面で大きなメリットを持つ。
能力2
「消えろ!ギャラティン!!」
ライドした時にカウンターブラストを2点支払うことで、相手の場に存在するリアガードをグレードに関係なく1体退却させられる。
ブラスター・ブレードのものと全く同じ能力である。
しかし、ブラスター・ブレードと違い、リアガードとして登場した場合は効果が一切適用できない。
「ブラスター・ブレードになれなかった者」という設定を鑑みると仕方ないような気はしないでもない。
シャドウパラディンはカウンターブラストを用いるユニットが多いため、PRカード「カースド・ランサー」がない限り能力2とそれらとの共存が難しく、それらに対するマネジメントも求められてくる。
メディアミックス作品での扱い
先導アイチのブラスター・ブレードと同じく、レンはこのカードを自身の分身と称している。
アニメ第43話(VSコーリン)からはレンのデッキを受け取った先導アイチが使用。
フルバウによってサーチされライド。効果によって沈黙の騎士ギャラティンを退却させた。
2枚目はリアガードとしてコール。グリム・リーパーのトリガー効果を受けフィニッシャーとなった。
以降第49~50話(VS櫂トシキ)までアイチはこのカードを自身の分身と称するようになる。
または『常闇より現れよ、漆黒の亡霊! ブラスター・ダーク!』(こちらはコール時も使用)
漫画版では先導アイチのブラスター・ブレードのように、レンがライドした際には顔が彼のものになっていた。
アニメ第49話でも漫画と同じく、顔が彼のものだった。
「後悔するぞ・・・。」
第50話でアイチはブラスター・ダークから離れるがアイチとってはシャドウパラディンのデッキはの短い間戦ってきた仲間であったためか、デッキをまだ持っていた。
「並び立つのは光のみあらず、暗黒もまた騎士王と共に・・・立ち上がれ僕の分身!コール、ブラスター・ダーク!」