『光と影は1つとなり、そして真の力が生まれる。 ライド! マジェスティ・ロードブラスター!!』
概要
『双剣覚醒』で登場したロイヤルパラディン。
ブラスター・ブレードとブラスター・ダークの進化系ユニットである。
『双剣覚醒』発売前日で効果等の詳細が明かされた。
先導アイチが一期最終話でライドした。
ユニット設定
勇気を力とする光の剣、覚悟を糧とする影の剣、双つの剣の力を束ねた聖域の勇者「ブラスター・ブレード」の姿。
影の騎士より受け取った覚悟の剣とその心、全てを受け入れた彼の手には新たな力が宿っていた。
それは絶望を希望に変える刃。 悲しき因果を終結へ導く大いなる力。
集いし戦士達を先導する若き英雄――今、その勇姿は伝説の一頁となり、星の歴史に刻み込まれる。
「長きに渡る戦に終止符を打つ時が来た! 勇気と覚悟を携えし戦士達よ、我に続け!」
フレーバーテキスト
「光よ影よ、我に力を! 今こそ絶望を希望に変える時!」(双剣覚醒・RRR版)
「光は輝く影。 影は静かなる光。 我らは……1つ!」(双剣覚醒・SP版)
「光と影はひとつとなり、そして真の力が生まれる!」(ファイターズコレクション2014版)
「一つになった光と影は全てを斬り裂く剣となる。」(スペシャルデッキセット マジェスティ・ロードブラスター版)
ユニットとしての性能
(※イラストはイメージです。)
いずれもグレード3のノーマルユニットである。
旧シリーズ版
パワーは10000。
効果1は。ヴァンガード時、ブラスター・ブレードとブラスター・ダークがソウルにある場合パワー2000アップとクリティカルが+1される永続効果。
効果が発揮すれば相手の前衛のユニットは並のパワーでもダメージが通らず、与えるダメージが2(クリティカルトリガーを足すと4になる)になる為相手にプレッシャーをかけることができる。
効果2の使用等でブラスター・ブレードとブラスター・ダークをいかに早くソウルに送ることが重要となる。
効果2
ヴァンガード時、このユニットがアタックしたときリアガードのブラスター・ブレードとブラスター・ダークをソウルに送りパワーを10000アップさせる自動効果。
リアガードの2つのユニットがソウルに送る為、攻撃手数やリアガードのパワーが下がってしまうが、効果1のパワー+2000クリティカル+1の効果を最大限に生かす強力なバンプアップ効果である。
さらにこの効果で2枚のソウルチャージができる為この攻撃が決まらなくても、次のターンソウルセイバー・ドラゴンやエクスカルペイト・ザ・ブラスターに再ライドしこのユニットの効果を使ってトドメを刺す戦略もできる。
この効果のせいかこのユニットを軸としているデッキは必然的にロイヤルパラディンとブラスター・ダークの混合クランデッキになる。
シャドウパラディンであるブラスター・ダークを抜いてロイヤルパラディンだけの純正クランデッキにするとこのカードはバニラカード(能力なしカード)になってしまうという難点がある。
新シリーズ版
8年ぶり、新シリーズ版としてリメイクされたマジェスティ・ロードブラスター、パワーは新シリーズ版のグレード3に合わせ13000に変更。
効果1は、ブラスター・ブレードとブラスター・ダークがソウルにある場合クリティカルが+1、さらにヴァンガード時にパワー5000アップとドライブ+1される永続効果。
効果2は、ヴァンガード時、このユニットがアタックしたときリアガード2枚をソウルに送りイマジナリーギフト2つ得るという自動効果。
外伝「if-イフ-」におけるちょっとした謎
歴史改変が起きた2018年版の世界を描く「if-イフ-」ではシュカ曰く「魔法の騎士様」と呼ばれる奇跡のカードとして扱われ、歴史改変を修正する切り札として位置付けられていた。
しかし、正史に当たる2018年版では未登場であり、作中でも「最近発売されたレアカード」=それ以前は存在しなかったことが劇中のイベントで判明しており、エミとシュカが保持していたカードがどこから来たのかが不明のままとなっている。
スイコの回想で描かれたのが2011年版の出来事だったことから、「魔法の騎士様」の正体は並行世界である2011年版の世界から流入した=アイチが1期最終話で使用した旧シリーズ版のこのカードだったと思われる。
新ルール版
天輪聖紀にやって来た過去のユニットたち「エンカウンターカード」の一つとして実装。
パワーは13000、グレードは3。
効果1はソウルにブラスター・ブレードとブラスター・ダークがいる場合、パワー+2000、クリティカル+1される永続能力。
効果2はアタック時にリアガードサークルのブラスター・ブレードとブラスター・ダークをソウルに入れ、ブレードを入れた場合は相手のリアガードを退却、ダークを入れた場合はドライブを+1するという自動効果。
余談
旧シリーズリリース当時、公式大会で実績を上げていたせいか2012年12月11日で発表された公式のファイターズルールではこのユニット含むリストのカードをデッキに2枚しか入れられないという制限カード指定が2013年1月1日に実施される。実施されるとういんがる・ぶれいぶと騎士王アルフレッドを3枚同時に入れられないので注意。
当然だが最大4枚積みもアウト、更にはういんがる・ぶれいぶ(FV含む)を2枚入れてこのユニットを入れても制限に引っかかってしまう。
だが、その後は公式大会での実績が陰り、2013年5月11日から、ういんがる・ぶれいぶが無罪放免となったので、「FVがういんがる・ぶれいぶでもこのユニットが2枚使える」ことになった。
2014年2月1日のファイターズルール改定により、規制解除され、4枚づみ可能となる。
2013年頃の大会環境がクラン無制限から純正クランデッキに移行された時期では、マジェスティ・ロードブラスターデッキのために、「ロイヤルパラディンデッキが10枚までのシャドウパラディンを使用可能」という特例が設けられている。ただし後に撃退者 ファントム・ブラスター “Abyss”と探索者 シングセイバー・ドラゴン混合デッキのような特例の本来の意図とは違ったデッキまでを生んでいた為、特例の対象カードがブラスター・ダークのみに変更された。
新シリーズ版スタンダードレギュレーションではその特例が存在せず、代わりに、「スペシャルデッキセット マジェスティ・ロードブラスター」に収録されたブラスター・ダークは「このカードはロイヤルパラディンとしても扱い」(=ロイヤルパラディンのカードでもある)能力を持ちのため、クラン混合を生んでいる問題も解決された。
2024年6月にはShadowverseのリアルカード版『シャドウバースエボルヴ』のコラボパックで実装されることになった。まさかのヴァンガード外への進出である。