傾国の美女
けいこくのびじょ
その存在が原因で国を傾けてしまうレベルの美女。主体的に傾ける場合も、結果的に傾けちゃった場合もある。
概略
「北の方に佳人あり 世に絶(すぐ)れて独り立つ
一度の顧(ながしめ)は人の城を傾け、
二度の顧は人の国を傾く…」
と詠ったことから由来としている。
そこから君主またある程度の地位に就いた人が、心を奪われて自国や自身の破滅を呼ぶ危険性を
持つほどの美人のことを指すようになった。
本来は悪い意味で取られるが、場合によっては絶世の美女に対する賞賛の言葉として
使用されることもある。
歴史上では、中国の妲己、楊貴妃などが有名である。