概要
七牙冥界闘(バトル・オブ・セブン・タスクス)の“第五の牙(フィフス・タスク)”の桜の木の下で優雅に茶を点てて剣桃太郎達を待っていた。武幻城の主である御館様曰く「この世の魔性」。
刀に興味があると語り、茶菓代わりに平家所縁の刀匠が里の者を源氏に皆殺しにされて恨みを決めて作った妖刀・不知火の話をしてから自身の持つ刀がそうだと言う。
嘘だと思うシベリアのゴバルスキーを切りつけ、正気を奪って彼は剣が心置きなく戦えるよう命を投げ出す。剣はゴバルスキーのダイイング・メッセージと浮いた刀の欠片からトリックに気付き、不知火で勝利する。
死んだゴバルスキーを侮辱したが、梁皇程の外道ぶりは見せていない。
その後四闘仙の二人目、死跽部と飛燕の交戦中に塾長は自力で宇宙から帰還、教官達とで武幻城を重機で破壊し、死跽部は圧死する。戦闘員は別の班の泊鳳達や負傷していた男塾死天王、松尾鯛雄達に成り代わられており、御館様が倒されて黒幕の藤堂兵衛は捕らえられる。
やったことが無茶な展開で無になったことから、「魁!!男塾である!!!」では「ちょっと哀れな茶飲み剣士」と書かれている。
戦力
- 妖刀・不知火
持ち者は自在に飛ばすことができ、切られた者は正気を失う刀。実は磁気を帯びており、闘場に埋められた磁石とで飛んでいく。中国拳法で言うところの宙磁闟斬刀。
正気が失われるのは刀身に塗られたビネチン酸アミドなる毒による。幽鬼之丞もこれで命を落とした。由来云々は心理的圧迫感を与えるための作り話。
- 回髪針
頭部から飛ばす針。
