「オイラはビョンコ! カッコイイビョンコ!!」
「がんばるゲロパティ! オイラがついてるゲロよ!!!」
「そしたらパティも一緒に… 魔界で遊ぶゲロよ…」
「みんなで手をつないで… 一緒に…」
プロフィール
本の色 | 黄緑色→もえぎ色(※) |
---|---|
術属性 | 水 |
人間換算年齢 | 7歳 |
好きな食べ物 | 魚、虫 |
趣味 | オシャレ、何事もがんばること、こびへつらうこと |
CV | 高戸靖広 |
(※)公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」では「黄緑色」と記載されていたのだが、後にヨポポやドンポッチョとの色被りを解消するため、作者ブログにて「もえぎ色」に変更された。
概要
まさにカエルそのもの姿をしている魔物。見た目の通り語尾に「ゲロ」とつける。
パートナーは老年男性のアルヴィン。
一般的に連想されるカエルとの違いとして、頭頂部に三つ葉のクローバーが生えており、両頬が常に赤く大きく膨らんでいる。
公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」では、「ビョンコのほっぺに詰まっている物は何?」という質問に対し、作者の雷句先生が「楽しくてマヌケなモノです」と回答している。一体何なんだろうか…?
首から紙製の時計(手作りの為3時から動かない)を下げているのは、過去にアルヴィンから頭部の四葉のクローバーを一枚抜かれ三つ葉になってしまった事で大泣きし、その時に慰めとしてもらったクッキーが忘れられず、今度は四六時中クッキーを要求するようになり、アルヴィンから「おやつは3時」と言われたから。
アルヴィンはこの時計を作ってクッキーを求めた姿を見て、「この、カッコ悪いが可愛いカエルをカッコ良くしよう」と思い、王を決める戦いに協力する気になったとのこと。
作中では登場当初から長らくゾフィスの悪事に加担しており(加担した理由は不明)、実質的にパティとゾフィスを出会わせる役割も担った。
だが、石板編終盤にてレイラの苦悩する姿とガッシュの説得によって過ちに気づき、パティと共にガッシュ達への協力を決意し参戦。
千年前の魔物の中でも最上位の強さを誇り、ガッシュ達が数人がかりでも苦戦していたデモルトに強烈な一撃をくらわせるほどの底力を披露し、パティと共に「月の石」を破壊すべく奮闘。
デモルトの「ディオエムル・ゼモルク」からパティとパートナーたちを守った際、受け止め切れなかった炎によって本に火が着いてしまい、ガッシュ達と「仲間」として仲良く遊べることを夢見つつ魔界へと帰って行った。
その後はクリア完全体との決戦でも登場。
パティと連携し、ガッシュと清麿を一度安全な場所まで離脱させる活躍を見せた。
原作最終話ではパティと共にガッシュと同じクラスに編入している。
呪文
作中の描写では何の属性を専門としているかの判別が難しいが、公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」には水属性と表記されている。
普段の言動とは裏腹に術の威力は相当高いようで、急所に向けた特大のバオウ・ザケルガ以外では碌にダメージを与えられなかったデモルトにも明確に効果があったほど。
- ギガロロ・ニュルルク
手足を非常に長く巨大化させ、伸ばした勢いも乗せて相手を押し飛ばす。
パティを攻撃しようとしたデモルトを術ごと真っ向から吹き飛ばして仰け反らせる程の威力を持つ。
巨大化した手の中にパティを包んで移動させる、といった応用も見せた。
- ラージア・ニュルセン
広範囲に泡を放ち、相手を滑らせる。
- ギガノ・ニュシルド
ジェル状の大きな盾を出現させ、前方の攻撃を防御する。
作中ではデモルトのディオエムル・ゼモルクに押し負けてしまったものの、デモルトの腕にもジェルが少し絡みついたままになっている(=完全に消滅したわけではない)ので、並の術なら防ぎきれる強度があるのかもしれない。
- シン・ニュシルド
クリアとの最終決戦にて、ガッシュの「金色の本」を通じて発動したシン級呪文。
おそらく上記のギガノ・ニュシルドの上位術だと思われるが、作中ではまるでパティのシン・スオウ・ギアクルをジェル化させたような表現がなされており、正確な性能や防御力は不明。
盾として使えるだけではなく、相手の術自体をジェル化させる性質があるのだろうか?
- ギガノ・ゲロスト
初登場時にビョンコが術名だけ叫び、その後も本編で一度も使用されなかった謎の呪文。
この術について公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」にて秘密が明かされており、雷句先生曰く「実はそんな呪文は存在しません!!!(笑) ビョンコが自分で勝手に作りました」とのこと。
つまり本当に修得していたわけではないようだが、それなら何故バオウが目前に迫っていた状況で叫んだのだろうか…?