概要
具体的な役割およびポジション
名前 | 役割(システム面で) | ポジション(家族としての位置) |
---|---|---|
ユーリ | 駆動炉 | システム上では家長だが、一家ではレヴィと同じ末っ子 |
ディアーチェ | 駆動炉の制御 | 実質的な一家の家長 |
シュテル | 制御補佐[プランの立案・検討などの知的サポート] | 一家の母親 |
レヴィ | 制御補佐[外敵駆除などの実力行使サポート] | 一家の末っ子 |
※名前は「固有名(略称)」で表記
「紫天の書」システム概要
ゲーム中に出てきた「紫天の書」の意味づけは
- ディアーチェが持つ、夜天の魔導書と色以外が酷似した魔導書(制御プログラム)
- ユーリを頂点(紫天の盟主)とする、ディアーチェ・シュテル・レヴィの4基のマテリアル
の2つで扱われている
「紫天の書」システムの下地となった「システムU-D」
「紫天の書」システムの下地になった「システムU-D(砕け得ぬ闇)」は
『「永遠結晶エグザミア」を核(コア)とする特定魔導力を、無限に生み出し続ける「無限連環機構」』
といわれる永久機関システムである。
このシステムは「夜天の魔導書(闇の書)」の最深部の奥深くに眠っていたシステムで、そのため夜天の書の意思・管制人格もその存在に気がつかなかった。
4人のシステム上での役割
- 「永遠結晶エグザミア」を体内に持つ「紫天の盟主ユーリ」は自身の力を制御する術(機能)は持っていない。そのため常に暴走の危険がある。彼女がシステムの奥深くで眠り続けたのは、彼女自身がそれを恐れたためである。
- ディアーチェは自らの力を制御できないユーリに代わり、「紫天の書」を用いてユーリの体内にある「永遠結晶エグザミア」の制御をおこなう。当然、この魔導書(制御プログラム)は彼女しか扱えない。
- シュテル・レヴィはディアーチェのサポートが役割で、前作で言われていた「『理』のマテリアル(シュテル)」・「『力』のマテリアル(レヴィ)」は彼女達2人がサポートする役割の種類の名称である。
つまり「システムU-D」に制御システムを追加したシステムが『「紫天の書」システム』といっていい。それ故、4人全員が揃わなければ、永久機関システムとして正常に機能しないのだ
※本文では一部(システムU-Dの説明文章)で後記「参考資料」元の文章を引用・参照
キャラクターとしての立ち位置
ポジション表でも記載したが、「システム上での機能」「家族としての立ち位置」とでは多少異なる部分があるが、ここでは後者について述べる
- 実質、4人のリーダー的存在のディアーチェ
- ディアーチェの補佐、およびレヴィ・ユーリの面倒(ディアーチェも含むという意見もある)をみるシュテル
- 素直な末っ子ポジションのレヴィ・ユーリ
と分けることができる。
※ここでレヴィ・ユーリを同ポジションにした理由は下の「公式スピンオフ漫画での4人」を参照
公式スピンオフ漫画での4人
2012年 1月号のコンプエースより、この3人がメインの公式スピンオフ漫画『魔法少女リリカルなのはA's -THE GEARS OF DESTINY- マテリアル娘。』が連載開始され、現在連載中である。
同年 4月号(作中タイトル[Page 4])までは3人だったが、次号(同年 5月号・Page 5)でユーリが登場し、以降は4人の『お馬鹿でポカポカする日常』の日々が描かれている
この作品での4人の立ち位置
基本は「キャラクターとしての立ち位置」と同一だが、レヴィ・ユーリは「同じ末っ子ポジション」がより強調されている。
個々の性格は「レヴィは天真爛漫」「ユーリは人見知りで恥ずかしがり屋」であるが、2人はよく一緒に行動していることが多い。
- 一緒にお風呂に入る2人[Page 6]
- 折りたたんだ傘でチャンバラをして、それを指摘するシュテルの言葉に頷く2人[Page 7]
- てるてる坊主の格好をして、雨の外を走り回る2人[Page 7]
と行動は共にしているシーンがある。勿論、2人ともディアーチェ・シュテルとも一緒にいることもあるが、特に2人での場面では、そのポジションだと思わずにはいられない。
参考資料
関連項目
アミティエ・フローリアン キリエ・フローリアン:この2人を加えて「エルトリア一家」とも言われている
榊蒼十郎:公式スピンオフ漫画『魔法少女リリカルなのはA's -THE GEARS OF DESTINY- マテリアル娘。』の作者